犬やネコ用のIoTを駆使したトイ玩具は今や様々なものがあります。
一般的に犬やネコは、動くものを追いかける(狩りを行う)と言う動物本来が持つ本能を持っていますので、その本能を利用した遠隔地からリモートコントールしたり、AIを使い自走させる事でペットを追いかけさせて遊ばせ、運動不足を解消すると言ったものが多く、中にはカメラを内蔵してカメラが撮影した映像をワイヤレス中継して、外出先からでも自宅にいるペットの様子を見ながら遊んだりする事ができるものもあります。
そんなペット用の電子玩具の1つ「Cheerble Ball」を今回はご紹介致します。
緩急つけて走り回るボール
この「Cheerble Ball」は1つの自走するボールと2つのゲームボードから構成されており、まず最初に走り回るボールからご紹介致します。
このボールは自走と言うよりは自ら転がるボールで、モードとしてGentle, Normal, Activeと言う3つのモードを備えており、これらモードの意味はGentleはその名前の通り、ゆっくりと静かに転がり、Activeはアクティブに激しく動き回り、Normalはその中間と言う事になります。
そしてボールはただバッテリーが切れるまで動き回ると言うのではなく、10分動いて30分休憩してまた10分動くと言うルーティーン化された動きとなっており、ずっと動き続けていてもペットも飽きるでしょうから、緩急つける事で飽きさせない工夫も施されています。
またボールにはスイッチがあるのですが、ネコが勝手にスイッチを触って電源をONにしたりOFFにしたりしない様に3秒長押しになっている等の工夫もあります。
プレイボード
そして2つ目に紹介するのがプレイボードです。
このビリヤード台の様に見えるプレイボードは、当然このプレイボードの中でビリヤードの球の様に動き回るボールを追いかけさせて愛ネコを遊ばせると言うのがメインなのですが、それとは別にスクラッチパットとしての役目を持っています。
スクラッチパットと言うのは爪とぎの事で、ネコは伸びた爪で引っ掻く事で爪をすり減らせて爪を整えるのですが、それだけ家中壁とかがひっかき傷だからけになって大変ですし、爪切りをさせてくれないネコちゃんは更に大変です。
ですがこのスクラッチパットを爪で削ってもらえば本人もストレスが溜まらず、なおかつ家の壁にとっても安全です。
ハンターボード
そして最後に紹介するのがハンターボードです。
これは丸い穴の空いた板が、トレイの一端を覆っているだけでなく、猫じゃらしの様なボールが差さっています。
このハンターボードは、ネコが狩りをする様に隙間に逃げ込むネズミを追いかけると言った様な状況を再現できるボードで、動き回るボールが丸く空いた穴から見え隠れしたり、穴の空いた蓋から出て来たりまた戻ったりする事で、ネコの狩りの本能を刺激してもて遊ぶ様になっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1847607923/cheerble-board-game-your-cats-ideal-companion
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