CDの登場により35年ほど前にほぼ消えかけてしまったレコードが今再び脚光を浴びています。
その理由はアナログな部分に隠された、何かハートに響く、音にはならない音がそこにはあるからだと言われています。
デジタル音源はA/Dコンバータによってデジタル信号に変換する際に凸凹とした土地を平坦に整地するかの様に変換作業をして行きますので、どうしても元の音源から失われる部分が出て来ます。そしてそれをD/Aコンバータによって復元してもその失われた部分は戻りませんし、圧縮率を高くするとサイズを小さくする為にその失われる部分は多くなる為に更に失われる部分は多くなります。
ですからmp3音源とハイレゾ音源とを聞き比べると捨ててしまう部分の少ないハイレゾ音源の方が美しく聞こえるのは当然です。
ただ今回紹介するワイヤレスヘッドホン「IRIS Flow」は、特許を取得したIRISテクノロジーでmp3音源をハイレゾ音源に変えてしまう魔法を持っています。
脳波にアプローチするIRIS
ではこの特許を取得したIRISテクノロジーと言うのは一体どう言ったものかと言いますと、まず2つのアプローチがあります。
1つは元の音源を復調する際に本来ならビルが並んでいる状態のカクカクとした音の波を、なだらかな山の様に失われた部分、再現できない部分を補完するスムージング的な技術を用いているからです。
そしてももう1つは脳波にアプローチしています。
どちらかと言うとこちらの脳にアプローチする方の方がメインな感じも受けますが、この「IRIS Flow」は音源を再生する際に身体や心がリラックスする様な、和らぐような周波数の音を混ぜる事で、イライラしていていたりストレスを感じていたりする状態をリラックスした状態へと導きます。
そしてそうする事で、みなさんも経験があると思いますが、何か単純な作業、例えば庭の雑草取りをしているよりはリラックスした状態で半瞑想で同じ楽曲を聞いた方がより楽曲に集中でき、その曲の奥底にある今まで気付かなかった部分に気付くと言う事があるかと思います。
それがより曲を頭の中で膨らませ、バンド演奏がオーケストラとまで言うと誇大表現になるかもしれませんが、それくらい音の広がり、奥行きを感じる事ができ、同じ音源が全く違った曲に聞こえるのです。
再生周波数5Hz〜25kHz
そしてIRISテクノロジーをサポートする為に直径40mmの大口径ドライバーを装備する他、この40mmドライバーの再生周波数は5Hz〜25kHzと一般的なスピーカーと比べると非常に広くなっているのが特徴です。
と言いますのも人間の可聴域と言って音として認識できる音の周波数は概ね20Hz〜20kHzと言われています。つまり、この「IRIS Flow」では可聴域の外の音を再生する能力を持つ事で聞くのではなく、体感するサウンドを感じ取る事ができるのです。
apt-X + AAC +cVc
またIRISテクノロジーを支える為に「IRIS Flow」ではapt-X及ぶAACのオーディオコーディクをサポートしています。
AACはApple製品が採用しているBluetooth通信を用いたサウンドの伝送に関する規格で、apt-XはApple製品以外の例えばAndroidスマートフォンやオーディオプレイヤーで採用している規格になりどのデバイスでサウンドを再生してもこの「IRIS Flow」では最高の音質を補償してくれる事になります。
またcVcノイズキャンセリング技術も導入しており、周囲の雑音を消して防音室の様な状態を作り楽曲を楽しませてくれます。
そんな「IRIS Flow」は1度のフル充電で30時間(IRISオフなら37時間)の連続再生が行え、Bluetoothの他に3.5mmオーディオケーブルによる有線接続でもご利用頂けますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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