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自動巻き腕時計に最新の血中酸素濃度が計測できるセンサーまでついたスマートウォッチ「Hybrid Smartwatch」

AppleWatchが最初にリリースされたのが2015年、その当時はスマートフォンが手首の中に収まり、もうスマートフォンを持たなくても何でも出来るともてはやされたものです。
ですが、結果的にスマートウォッチは、フィットネストラッカー(バイタル情報を収集する為のIoTガジェット)としての色合いを濃くする様になって行き、心拍数以外にも心電図の情報が得られたり、AppleWatch Series6に見える様にコロナウィス感染症の拡大も1つの要因ではありますが、SpO₂(血中酸素濃度)まで計測できるスマートウォッチが増えて来ており、フィットネスと言うよりはヘルスモニターとしての色合いが強くなって行っています。

そして今回紹介するスマートウォッチは、自動巻き時計にSpO₂まで計測できる機能を備えたスマートウォッチ「Hybrid Smartwatch」は、スマートウォッチは嫌いだけれど、バイタルデータが計測できれば良いな、と思っている方のための腕時計です。


MIYOTA 機械式ムーブメント9039使用


さて、このスマートウォッチ「Hybrid Smartwatch」で特徴的と言うか象徴的な所は、自動巻きの機械式ムーブメント”MIYOTA 9039”を使用している所です。
これまでにもアナログ時計とスマートウォッチを融合したものはたくさんあるのですが、殆どのアナログ式スマートウォッチでは、クオーツ式ムーブメント(電池で動くアナログ時計です)を使用し、バッテリーは通信をしたり表示を行ったりするスマートウォッチ部分と共用しているものが殆どだったのですが、この「Hybrid Smartwatch」では自動巻きのムーブメントを使用しています。

つまりこの「Hybrid Smartwatch」では、もしバッテリーが切れても時計としての機能はそのまま生きていますので、時間を確認する分には何の影響もなく、しかも自動巻きと言う事でリューズを回してゼンマイを巻き取ったりする必要もありませんので便利です。

ただ時刻はそれなりにズレますので定期的に合わせる必要がありますので、そこだけはスマートウォッチとは違いアナログなので要注意です。


スマートウォッチ機能


次にスマートウォッチ部分の機能ですが、
・時付・時刻表示
・ストップウォッチ・タイマー
・ワールドワイド時計(2都市+ローカル時間)
・アラーム
・着信・メール・メッセージのお知らせ
・メッセージ表示
・スケジュール表示(スケジュールの入っている時間帯をリング上に指し示します)
・歩数、移動距離表示
・心拍・血中酸素濃度表示

と言ったデータを表示できる他、スマートフォンとBluetoothでペアリングしておく事で楽曲再生のコントロールを行ったり、カメラのリモートシャッターとしても機能します。

また電子ペーパーディスプレイを使う事で1度の充電で1週間は使えますので、毎週末に充電すると言う習慣をつけておけばほぼバッテリー切れを心配する事なく使えます。


変えられるウォッチフェイス


そしてこの「Hybrid Smartwatch」ではディスプレイとして電子ペーパーと言って電圧をかけた時のみ液晶の方向を変える特殊なディスプレイを使用しています。
このディスプレイはディスプレイに表示する内容を変更する時のみ電力を消費しますので表示を変えなければ電力を消費しないと言う特徴を持っており、その特性を生かして、ウォッチフェイスをホワイトとブラックと言う様に色を変えられる他、左右半分ずつホワイトとブラックと言った様にツートンにもでき、TPOに合わせて色を変えたりする事も可能です。


HIRSCHバンド


またこの「Hybrid Smartwatch」にはメタルとレザーの2種類が用意されているのですが、レザーは汗や水に濡れると変色しますし、それが染みとなって残ったりもします。
ですがこの「Hybrid Smartwatch」で使われているHIRSCHバンドはスポーツウォッチにも使えるレザーバンドで表側はレザーなのすが、裏側には吸湿・放湿性の高い素材が使われており、汗をすぐ吸い取って放湿しますので汗染みが残ったりと言う心配はありません。

また時計そのものは100m防水性を持っており、レザーバンドのままプールに入ったりと言う事も大丈夫ですので、もし興味を持たれた方はデザインや紹介できていない機能を含めて詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/leitners/leitners-hybrid-smartwatch-the-future-of-automatic-watches

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