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一度使ったら独特の感触で中毒者続出のニブまでチタン製のオールチタン製万年筆「N1 Titanium Pocket Pen」

みなさんは万年筆って使っていますか?
万年筆と言うと紳士が使う筆記用具と言うイメージが強いのですが、2019年に起こった文具女子による万年筆ブームは今なお熱く続いています。

では万年筆が何故ブームなのかと言うと、ボールペンとは違いペン先を紙の上に落として指を動かすだけで紙にインクが落ちて力を入れずともスラスラといくらでも疲れずに書けると言う書き味と、もう1つは筆圧を上げれば文字が太くなると言う筆圧による文字の太さのコントロール、濃淡のコントロールができる点と、万年筆で書いた文字は同じ人がボールペンで書いた字と比較しても何故か文字が綺麗に魅せられる点です。

そこで今回はボディーだけでなくニブ(ペン先)までチタン合金で作られた万年筆「N1 Titanium Pocket Pen」をご紹介致します。


チタン製ニブの特徴


よくゴールド製のニブは文字が柔らかく、ステンレス製のニブで書かれた文字は硬いと言う表現をしますが、おそらくステンレスは硬いの筆圧を上げない限りペン先は開きませんので文字の線が全般に細く、反対にゴールドは柔らかい金属なのでほんの少し力を加えるだけでペン先が広がり文字そのものが太くなるだけでなく摩擦による摩耗によってゴールド製のペン先は減りが早くそれも文字が太く丸くなるからです。

一方チタン製のニブはと言うと紙にペンを押しつけるとゴールドやステンレスにはない弾力性、筆圧を上げれば上げるほど押し返される感覚が増すと言う、バネ的な要素を持っており、何とも言えない、鉛筆やボールペンとも違う、ましてやマジックとも違う全く異種の感触を得る事のできるニブで、一度味わってみればその異種の間隔に虜になってしまわれる方もおられるでしょう。


3本のOリングでキャップをしっかりと固定


次にこの「N1 Titanium Pocket Pen」はニブをキャップに収納した状態での長さは104mmと非常に短く、そのため携帯性は良いのですが、逆にキャップを外すと80mm程度しかありませんのでキャップを外した状態で文字を書くと言うのは困難です。
そこでキャップは本体の頭の部分に被せてペンを長くして使うのですが、金属製ボディーのペンの特徴として軽く差し込むと書いている間にキャップが抜けて何度も被せ直さないといえないと言う不具合とまでは行きませんが使い勝手の良くない部分が出て来ます。

一方強く差し込むと金属なので削れて塗装が剥げたり金属が削れたりして見た目が悪くなります。

そこでこの「N1 Titanium Pocket Pen」ではゴム製のOリングを3本、ペン本体側に溝を掘ってそこにOリングをはめ込む事で3本のOリングの摩擦でなかなかキャップが抜けない様に工夫されています。
またキャップにペン先を収納した状態になるとOリングによってペン先は完全にキャップ内に密封されますのでペン先の乾燥も同時に防ぐ事ができますのでよく考えられています。


ボールペン、そしてアルミ&スチール


またこの「N1 Titanium Pocket Pen」には万年筆の他にペン先をボールペンに替えたボールペンバージョンも用意されています。
更にチタンは高価ですので、ボディーをアルミに、ペン先をステンレス製ニブ(金メッキ)に交換したものもラインナップされています。

更にチタン製のものはチタン合金をPVDコーティングしなければ出せないレインボーカラー等もラインアップされており、カラーバリエーションはこれ以外にもブラック、レッド、ブルーと言ったものが用意されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/namisu/n1-titanium-pocket-pen

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