ライトをつけているとはいえ、そのライトの光は自分の走行する先を照らし出すためのもので、周囲に自車の存在を示す為のものではなく、特にLEDの光は拡散しませんので、前を横切る自転車を車から認識するのはとても難しいものがあります。
ですが世の中には危険を少なくする為の自転車用のライトは種類も豊富で、前からも横からも後ろからもしっかりと自転車の存在を識別できる様なLEDライトも存在しますが、バッテリーが少なくなって来たり、なくなったりするとせっかくの機能は役立ちません。
またそう言う多機能なLEDライトは高価で盗難の危険性も高いので、自転車にそのままつけたままと言うのは更に危険なので駐輪する際には取り外して持ち歩くなんて手間も発生したりして少々面倒です。
そこで今回は、電源がなくても自車の存在を存分にアピールできるリフレクターシール「WHEEL FLASH 2.0」をご紹介致しまます。
360°どの方向からでも認識できるリフレクター
さてこの自転車用リフレクター(反射材)の1番の特徴はどの方向からも光を当てると光ると言う素晴らしい性能です。
一般的にリフレクターは内部の光を反射・屈折する板によって飛んで来た光を反射して自ら発光する事はないのにも関わらず光っている様に見える保安具です。
ただ、どの方向から入って来た光も反射して返すのではなく反射板に対して垂直かそれに近く角度で入って来た光しか発光源へ反射しませんので照射角度が大きいと一切反射しません。
またシール状の反射テープは塗料にガラス製のビーズが混ぜてあるだけなので、どの方向から飛んで来た光りもある程度は反射しますが、丸いガラスビーズの中での反射ですからあちこち乱反射して入射した光に対して何%程度しか光を返しませんので、角度によってはボヤッっとしか光っている様にしか見えません。
ですがこの「WHEEL FLASH 2.0」では特殊な反射材を塗料に混ぜる事で車のロービームが届く範囲の距離(30〜40m)以上離された150m先からでも、ほんのかすかに飛んで来るヘッドライトの明かりを集めて反射しますので、一般的なリフレクターにはないくらい被視野性は高くとても安全です。
リムに貼り付けて被視野性360°
ではこの「WHEEL FLASH 2.0」をどの様に使うのかと言うと、この「WHEEL FLASH 2.0」はただの反射シールで貼り付け場所はタイヤのリムです。
ブーメラン型をしたシールの中央をリムの中央に合わせ、リムに沿って折り曲げ、タイヤとの境目の所でカットして貼り付けるだけです。
それによって前後から来た自動車のみならず左右方向からやって来る自動車に対しても光って自分の存在をアピールする事ができるのですが、ポイントはリム側面、タイヤとの境界にまで貼る事ですので、普通のリムをゴム部品で挟む事でブレーキをかけるタイプのVブレーキやキャリパーブレーキは「WHEEL FLASH 2.0」が干渉するのでNGで、基本はディスクブレーキ付き車にしか使えません。
またシールは一般的なシルバー(光った時は白)の他にピンク、ブルー、レインボーと全部で4色もラインナップされていますので、目立つ色で自車アピールをしましょう。
FRAME FLASH
ではディスクブレーキではない自転車はどうすれば良いのでしょう?
リアのブレーキがハブブレーキと言ってリムを挟むタイプのブレーキでなければ「WHEEL FLASH 2.0」は貼り付けられますが、普通のシティーサイクルのリムの幅はそう広くはありませんので被視野性が高いとは決していえません。
そこで自転車のフレームに貼るタイプの”FRAME FLASH”と言うタイプの反射シールも用意されており、できるだけ高い位置で車体の前後、特に横方向から認識できる場所に貼ると言うのが”FRAME FLASH”を貼る際のコツになりますので、もし帰宅時間がいつも遅く、車にヒヤッとさせられる事が多いと言う方はこう言ったもので防御機能を上げてみてみるのも良いかもしれませんので、もし興味を持たれたら詳細は下記URLをご覧ください。
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