たいていいくつかの鍵を持ち歩いている場合、キーリング(金属製の輪)に複数の鍵を通して持ち歩きます。
ただこの鍵を束ねると言うのは鍵通しが当たってジャラジャラと音がしますし、いくつもの鍵をバラバラで無くすと無くした事に気付かない事もありますが、束ねてあれば束ねた鍵全てがありませんのですぐに気付けます。
ただキーリングを使うと、キーリングに通した鍵を貸すなどと言う事が多くて外さないといけないと言う時にスプリングの強いキーリングは外すのが大変な上に、爪をキーリングの隙間に入れて広げると爪を割ったり剥がしたりよくやってしまいますし、スプリングの緩いキーリングですとキーが勝手に外れてしまう事もあります。
そこでスプリングの強いキーリングから鍵を簡単に外す事のできるEDCツール「Artemus」をご紹介致します。
挟むとキーリングが開く優れもの
この「Artemus」はEDC(Every Day Carry)ツールとして様々な機能を持っているのですが、その中でもこの「Artemus」にしかない機能がフィッシャーマンズプライヤーです。
元々は魚が飲み込んだ針を外す為の道具の事を差すのですが、ちょうどキーリングを挟む先端がフィッシャーマンズプライヤーと似ている事からこの「Artemus」ではそう命名しています。
そしてクチバシの様な先端の三角形になった部分をキーリングの隙間に沿わせて握る事で簡単にキーリングが開き、爪を痛めずキーを外したりはめたりと言った作業が可能になります。
またこのフィッシャーマンズプライヤーが1番重宝するのは手袋を手にはめている冬場でしょう。
さすがに手袋をしたままではキーリングは開く事ができませんので一度手袋を外さなくてはいけませんが、この「Artemus」があれば手袋をはめたままでもキーを外したりはめたりが容易に出来ますので、むしろこの「Artemus」の活躍時期は冬場かもしれません。
開ける、締める、緩める
次に紹介する機能は2つのブレード状の突起部分を使った機能です。
幅が狭く厚みもほどほどにあり、先端が平らになったフィッシャーマンズプライヤーの三角形の突起の横にある突起と、その反対側にある突起で、ダンボール箱を切って開けたり、缶を開けたり、マイナスネジを回したりと言った事ができます。
特に通販をよく利用される方は無理に手でダンボールをこじ開けると後、ダンボールクズが出て掃除しなければならなかったり、畳む時にバラバラになったりして綺麗にテープをカットして開けた方が後のダンボールの始末はし易いのですが、なかなかカッターやハサミって、定位置に必ず戻すと言う様な方でないとすぐには出て来ないんですよね。
その点この「Artemus」だと鍵と一緒にキーリングに通しておけば割と鍵の束って目立つ、すぐ分かる場所に置いておくものですから、すぐに見つけてダンボールをカットすると言った作業に使えます。
2cm定規
そしてこの「Artemus」にはたった2cmですが目盛が打ってあり、長さを測る事ができます。
出先で長さを測る事ってあまりある事ではありませんが、買物に行った時に厚みや直径が明記されていなくて何か測るものがあったらと言う様な時ってない事はありませんし、あればあれで何かの特に役立ちます。
また爪ヤスリの機能もついており、何か待ち時間に伸びた爪を短くしたりと言った様な時も使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/tecaccessories/artemus-the-split-ring-plier-micro-tool
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