みなさんが持っているモバイルバッテリーには充電以外の機能ってついていますか?
この時期ですとハンディー扇風機、ハンディーファンのバッテリー部分がモバイルバッテリーを兼用しているものがあったりしますし、LEDを内蔵して照明として使えるものもあります。
ですがハンディーファンは季節的な商品ですし、LEDを内蔵していても暗い場所で何か探すと言う様な事を行わない限りあまり役立ちそうにありません。
そこで今回は、UV殺菌機能を持ったモバイルバッテリー「Flem」をご紹介致します。
隅々まで殺菌できるUV殺菌
今回紹介しますモバイルバッテリー「Flem」には紫外線LEDが内臓されており、UV殺菌が行えると言う機能を持っています。
UV殺菌の1番のメリットはどの様な細菌やウィルスでも殺菌できる所です。
みなさんがよく消毒に使われるアルコール(エタノール)はコロナウィルスをはじめとするエンベローブウィルスを殺菌するには有効ですが、ノロウィルスやロタウィルスと言ったものに対しては効果はありませんが、紫外線であればDNAの鎖をカットする事で増殖・分裂を抑えると言う働きがありますのでそう言ったこの細菌やウィルスには効くけれどもこれには効かないと言う事はないので、そう言った事を気にしなくても使えると言うメリットがあります。
またアルコールは蒸発するまで時間がかかりますので、動いている機械類に吹きかけると漏電すると言った可能性を持っていますし、細かな部分まで殺菌するとなるとかなり手間ですが、光である紫外線は照射するだけでそう言った細かな所まで入り込んで殺菌しますので、パッと照射したのでは殺菌できず紫外線の強度にもよりますが何秒かは同じ場所を照射し続けると言う手間はあるもののアルコールの様な手間や副反応的なデメリットは一切ありません。
もしデメリットがあるとすれば直接紫外線を見つめてしまう事くらいですが、「Flem」にはカウントダウンタイマーもついており、自動的にOFFになる他、タイマーによってあと何秒照射しなければならないと言う事が分かりますし、照射不足と言う事がない上に、もう少し照射したいと言う時は「Flem」を振る事でタイマーがリセットされる様になっており照射の延長もワンアクションで簡単にできるのも見逃せない点です。
空気清浄
次にこの「Flem」にはUV-LEDの他にファンを内臓しています。
このファンは扇風機的な使い方をするのではなくUV-LEDと組み合わせる事で空気をクリーンにすると言った用途で使用するもので、紫外線LEDの前を空気が通過する事でその空気に含まれている細菌やウィルスと言ったものは理論的には殺菌されるはずですが、これに関してはオマケ的に考えておいた方がよさそうです。
ただ外食する際など「Flem」をテーブルの上に置いておく事で「Flem」の中を通る空気中に含まれるウィルスなどを一定程度除菌してくれますので、全くないよりはマシですし、この暑い時期は扇風機の様な使い方も出来ますので、そちらの方が使い方としては良いかもしれません。
バッテリー容量で2タイプがラインナップ
そして「Flem」にはバッテリー容量3,000mAhと12,000mAhの2つのタイプが用意されています。
12,000mAhは165mm×65mm×27mmと長さが15cm近くある大きなバッテリーですが、UV-LEDは3,000mAhが6発なのに対して12,000mAhは12発と倍のUV-LEDが内臓されていますので殺菌力で言えば断然12,000mAhの方が一度に広範囲を殺菌できますし、デバイスの充電のたくさん出来ます。
また両方のタイプ共にLEDを内臓しておりLED照明としても使えるのですが、5ルーメンとそれ程明るくはないので、暗い場所でバッグの中の荷物を探すのに利用すると言った用途程度にしか使えませんが、スマホが見当たらない時はこの「Flem」を使ってスマホを探すと言った事にも使えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/flem/the-powerful-power-bank-and-portable-sterilization-system
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