USB出力とモニターがついた18650バッテリーを使ったRaspberryPi用UPS「UPS HAT For Raspberry Pi」

RaspberryPiは非常に有用なLinuxマシンです。
ですからRaspberryPiを商用のサーバーにする事はできませんが、テスト用のWebサーバーやメールサーバーにする事も可能ですし、ファイルサーバーとしても十分使えます。

またファイルサーバーにする場合、市販のNASサーバー等は壊れたHDDは交換する事ができますがコントローラーだけは保障期間や部品の保管期間が過ぎてしまえば修理する事もできませんし、RAIDの種類によってはファイルを救出するのは困難になります。

その点RaspberryPiを使ってNASサーバーを自作すれば、コントロールボードはRaspberryPiなのでシステムを書き込んだmicroSDカードを抜いて新しいRaspberryPiをセットして差し込めば、何事もなかったかの様に引き続きNASサーバーを使い続ける事ができますし、その修理費用も安価に済みます。

ただ、RasPiを使ってNASサーバーを構築する場合、1つ気を付けないといけないのは電源でファイルを書き込んでいる最中に落ちてしまうと書き込んでいるファイルだけでなく他のファイルも失ってしまう事も有り得ます。

そこで今回はRasPi用のUPS「UPS HAT For Raspberry Pi」をご紹介致します。


RasPiだけのバックアップならUPS HATが便利


UPS(無停電電源装置)は停電した際に電気を供給する非常用電源の事ですが、このUPSは安いものでも1万円以上はしますし、何よりバッテリーには寿命があり、この交換用バッテリーはネットや家電量販店で買うUSP本体よりも高い場合も多々あります。

ですからもしRaspberryPiでファイルサーバーを作って瞬停から守りたいのであればRaspberryPi用に作られたUPS HATを利用するのが1番安価ですし、UPS HATの多くは18650バッテリーを使っていますからこの汎用性の高いバッテリーは非常に安価に手に入るのでバッテリー交換も安価で済ませる事ができます。

またこの「UPS HAT For Raspberry Pi」には多くのRasPi用のUPS HATがバッテリー状態を確認するには残量表示LEDしかないのに対して0.91インチのOLDディスプレイを搭載し1%単位で残量を表示するだけでなく電圧、電流、出力電流などの表示もあるのでバッテリーの寿命の確認だけでなくUPS HATそのものの故障にも早く気付く事ができます。


USB出力搭載


そしてこのUPS HATには5V出力が可能なUSBポートが2ポート備えられているのが他の同ジャンルの製品と少し違う所です。
例えばRasPiで外付けHDDを使いNASサーバーを構築する場合、RasPiのUSBからの給電ではHDDが動かない場合があります。
そう言った場合にUPS HATからHDD給電用のUSB電源ポートがあれば別途USB電源を用意しなくても済みますし、サーバーそのものもコンパクトに設置する事ができます。

またこの「UPS HAT For Raspberry Pi」にもI2Cでの通信は標準装備されており、停電の検出によってRasPiを安全にシャットダウンしたりリブートしたりと言った
操作も出来る様になっています。


追加できるHATがたくさん


またこの「UPS HAT For Raspberry Pi」には同時に追加できるHATがたくさんラインアップされています。
例えばリレーを搭載したリレーHATは2回路、4回路、6回路の3種類があり、1.3インチのLCDを搭載したHATや1.28インチの円形のLCDを搭載したHATなどもラインアップされており、ホームオートメーションやセキュリティーと言った面でも利用できる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/amritsingh/ups-for-raspberry-pi

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