最近の犬用のペットシーツは吸収性が良く、用を足している最中に吸収してしまうので愛犬の足自分の尿で濡れ、そしてその足で床を濡らしたりと言う事も殆どなくなりましたが、消臭効果の高いペットシーツと言えどもやはり時間が経過すると次第に臭いがきつくなって行きますので、朝仕事に出かけて帰宅した時には結構鼻に臭いがついたりします。
そこで今回はそう言った臭いの問題もそうなのですが、ペットシーツにかかるランイングコストを劇的に低減する事ができる、犬用水洗トイレ「PUPEE BOARD」をご紹介致します。
足を濡らさないスリット床
今回紹介する「PUPEE BOARD」の様に、犬用の水洗トイレと言うものは今までもいくつかあり、実際に製品化されて販売されているものもあります。
1番多いのは私たちが使っているトイレの様にトイレをした後に全てを水で洗い流すタイプのものですが、このトイレの場合、構造的に犬が用を足しやすい様にトレーやバットの様な容器の中に入って用を足し、全てを流すと言うモノが多く、容器に水分が残っていると足が濡れますし、こう言った容器は水分を吸収しないので尿が足についたまま外に出てしまう場合もあり、ペットシーツと同じで床を汚してしまったりと言う事があります。
また別な方法としてロール状のペットシーツを用を足した後に巻き取って常に新しいシーツに変えておくと言うトイレもありますが、うんちは別として尿の臭いと言うのはやはり水で流した方がほぼありません。
そう言う意味で水洗トイレの方が圧倒的に臭い対策には勝っており、更にこの「PUPEE BOARD」は床がスリット状になっており、尿はスリットから落ちるので、床に残った尿で足が汚れたりと言う事がほぼありません。
また尿は、底がスロープ状になった床を伝って中央に集められ排泄される排出される様になっていますので、床に尿が残って臭うと言う事もありません。
そして「PUPEE BOARD」は定期的に水を流すと言う設定も出来ますが、基本的には愛犬が一定時間「PUPEE BOARD」の上に乗っているのを検出する事で、降りた後に自動で流す様になっていますので、ほぼ手間はかかりません。
また寝室に置いて使用する様な場合で音が気になる場合は夜間は作動させない様にアプリから設定する事もできますし、いつトイレをしたのかなどもアプリから確認する事ができます。
そしてこの「PUPEE BOARD」には装置保護のために2種類の浄水フィルターが付属しているのですが、1つは完全に水を綺麗にする為のフィルターでもう1つはオレンジエキスを混ぜて流すフィルターです。
つまりオレンジオイルを混ぜて流す事で殺菌も出来ますし、何よりもんのりとかすかい香るオレンジの柑橘系の臭いで空気もリフレッシュされます。
ウンチは手で廃棄
またウンチの方はさすがに流すにはもっと大がかりな装置が必要なので、これはそのまま残るので後から付属のスキの様な道具ですくい上げて捨てる必要があります。
ただすくい挙げた後は水で洗い流す事で綺麗に出来ますし、もし気になるのであればお風呂場や屋外の水栓場まで持って行き、防水なので洗剤等を使って綺麗に洗浄する事も出来ます。
設置は排水がカギ
また気になる設置ですが、まず給水の方は分岐水栓をつけて水を確保しますので、トイレや洗面台の中の配管を分岐して取る事になります。
そして排水に関してはポンプで汚水をパイプを使って強制的に排出するとはいえ、床に排水口のある場所でないと無理なので、そうなると洗濯機の排水口に流すしか日本の住宅では選択肢がないでしょう。
ただ配管は給水と排水と合わせて10m付属しており別途シリコンチューブを購入すれば延長は出来ますので、一軒家でしたらパイプを延長して庭やガレージにある汚水マスに直接流すと言うのも1つですし、玄関に手洗いなどを設けておられる方はそこに一緒に流すと言うのも1つの手ですので、もし興味を持たれた方は、詳細につきましては書きURLをご覧ください。
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