MacBookの中でも現在のMacBook ProはHDMI端子とSDカードリーダーが復活したため、USB-A接続なUSB装置を複数台使うと言う様な場合を除いてUSB-Cマルチハブを使う機会も減っていますが、それでもUSB接続なプリンタを使ったり、Windowsマシンと共有して使っている外付けHDDにデータを移したり、USBメモリからデータをPCに移したりと言う様な作業を行う際にはUSB-Cマルチハブがあると1本のUSB-CケーブルでPC本体と接続するだけで全ての装置にアクセスできますので、非常に便利です。
そこで今回は、USB-CマルチハブにQiワイヤレス充電機能のついた「Dockcier」をご紹介致します。
ダブルQiワイヤレス充電
今回紹介するUSB-Cマルチハブ「Dockcier」の機能として最も目立つのがダブルQiワイヤレス充電です。
これまでもテーブルの上に置いて使うと言うUSB-Cマルチハブの特性を生かしてUSB-CマルチハブにQiワイヤレス充電の機能を持たせたUSB-Cマルチハブはありましたが、この「Dockcier」の様に2台のデバイスを同時に充電できると言うのはほとんどなく、この「Dockcier」は2台で合計最大で15Wでワイヤレス充電が可能なので、Androidスマートフォンなどはもちろん15Wでフル充電可能ですし、スマホを10Wで、ワイヤレス充電対応のワイヤレスイヤホンケースを2〜5Wで同時に充電する事ができます。
またiPhoneも7.5Wで急速充電できますから、テーブルの上に「Dockcier」を置いておけば、ちょっとバッテリーが少ないなと思えばポンと置いて充電できますし、ついつい充電をし忘れるワイヤレスイヤホンなども、とりあえずケースだけは「Dockcier」の上置いておけば、バッテリー切れの心配はありません。
取捨選択された入出力ポート
また従来の多機能なUSB-CマルチハブにはUSB-Cのほか、USB-Aポート、HDMI、メモリーカードリーダー、ETHERNETを備えています。ただこのポートのうち、MacBookではSDカードリーダーが復活しましたし、WindowsPCやChrome Bookでもメモリーカードリーダーを搭載しているものが多いので、あえてなくても大きな問題にはなりません。
そこで今回紹介している「Dockcier」は最大10Gbpsで通信可能なUSB-A(USB 3.2Gen2)ポートを2ポート、USB-Cは最大40Gbps通信が可能なThunderbolt 3を2ポート備えており、付属している専用の140W電源からの電力を1つはUSB-C PDで最大100Wで給電できる性能を持っている他、もう1ポートはUSB-C PDでの最大60W給電、そしてUSB-C接続が可能なディスプレイに接続し最大8k@60Hzでの映像出力が可能です。
またHDMIは1ポートのみでこちらは最大4k@60Hzでの映像出力が可能なほか、ギガビット接続が可能なEathernetポート(RJ45)を1ポート備えてます。
最大8TBの NVMe SSDを内蔵可
またこの「Dockcier」には2280サイズのNVMe M.2 SSDをセットできる様になっており、アクセススピードは2500Mbps/Read、2300Mbps/Writeと、内蔵するSSDのアクセススピードにもよりますが、ストレスのたまらないスタンダードなスピードでの読み書きが可能な外付けSSDとしても利用できる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/dockcier/dockcier-a-thunderbolt-3-dock-with-8tb-storage-boost
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