夏場の車での移動で1番気を付けなければならないのはバッテリーです。
特に渋滞にはまってしまい何時間も停車してしまいますと、パーキングエリアやサービスエリアで休憩の為に車を停車させた後に再び車に乗って移動しようと思っても、ガソリン車だとエンジンが掛からないなんて事が出て来ます。
これはエンジンがアイドリング状態でジェネレーターでの発電量が少ない上に、エアコンの使用でファンを回したりナビ等の電装品を動かす為に発電量以上に電力を消費する為に、バッテリー残量が減って行くからです。
それともう1つ気をつけなければならないのは空気圧です。暑い時期はタイヤ内の空気も路面からタイヤを通して受ける熱や、ブレーキの摩擦による発熱がホイールを通してタイヤ内の空気も温めますので、長年使用して亀裂等の入っているタイヤは空気の膨張によってタイヤが破裂するバーストの危険性がある他、逆に空気圧が低すぎてもスタンディングウェーブ現象と言って高速走行中にタイヤが波打つ事で路面との摩擦が増えより発熱し、タイヤがバーストが起こります。
つまりタイヤは常に適正圧力で保つ事が安全走行に繋がるのですが、なかなかタイヤの空気圧なんて計測する方は希ですし、自宅に自動車のタイヤに空気を入れる事ができる空気入れを持っておられる方も少ないのではないでしょうか?
そこで今回は手軽に空気圧のチェックを空気入れを行う事ができるポータブル電動空気入れ「PUMPIT」をご紹介致します。
最大圧力120PSI
この「PUMPIT」の特徴の1つは最大圧力がとても高い事です。
自動車のタイヤに入れる空気圧は運転席のドアを開けたB ピラー部分の下の方にステカーがたいてい貼ってありますが、およそ2.2〜2.4kg/cm²あたりが標準で、中には燃費を良くする為に3kg/cm²程度入れておられる方もおられると思いますが、意外と車のタイヤって自転車のタイヤの空気圧(3kg/cm²が普通)とほぼ同じが低いのが普通です。
ただタイヤにかかっている車重が自転車とは比べものにはならないので、自転車と空気圧は同じでも、自動車のタイヤにはなかなか手動の空気入れでは空気を入れる事ができないのですが、この「PUMPIT」なら楽々ですし、最大120PSI(8.4kg/cm²)の圧力で空気の注入ができますので4トンクラスのトラックのタイヤ(7〜8kg/cm²)までなら楽勝で空気入れを行う事ができます。
しかも空気圧はデジタル表示で、セットした空気圧になったら自動的に空気の注入を停止する様になっていますので、空気を入れすぎたりと言う事もないので安心です。
ボートや浮き輪の空気入れも楽々
そしてこの「PUMPIT」には3種類のアダプタが付属しており、自動車はもちろん自転車の空気入れができる他、サッカーボールやバスケットボールの空気を入れる為のアダプタも付属しています。
またこの他に、夏のマリンレジャーには欠かせないボートや浮き輪と言ったフロートに空気を入れると言う際にももう1つのアダプタを使えば、楽々と空気を入れる事ができますので、もう汗だくで何十分もかけてボートに空気を入れなくても済みますし、空気圧を適正にセットしておけば、入れすぎて破裂させる心配もありません。
ただ「PUMPIT」は空気を入れるだけで抜く(吸い出す)機能はないので、「PUMPIT」があるからと大きいものを膨らませるのは後が大変ですので注意が必要です。
バッテリーフルでタイヤ2本チャージ
またこの「PUMPIT」は電源不要で、内蔵バッテリーだけで空気を入れる事ができますので、自転車やバイクでツーリングに出かける際にバックパックなどの片隅に突っ込んで行く事ができるのでとても便利なのですが、全く空気が入っていない状態からフルに入れる場合、乗用車の15インチタイヤなら2本、自転車の700×23Cタイヤなら8本、サイズ5のバスケットボールなら54個に空気を入れるだけのバッテリーしか持っていませんので、車であれば通常の空気圧点検であれば、まずバッテリーが切れて困ると言う事はないでしょう。
ただ巨大な8人や10人乗れるゴムボートを何艘も膨らませると言うのであればモバイルバッテリーを別途持っておいた方が良いので、もし手軽に使える電動ポンプを探されていて興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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