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全てのポートでThunderbolt 4をサポートするUSB-Cハブ「Thunderbolt™ 4 Power Hub」

今回紹介するUSB-Cハブ「Thunderbolt™ 4 Power Hub」は、4つのポート全てにおいてThunderbolt4をサポートした非常に先鋭的と言うか先進的なUSB-Cハブで、外付けのGPUや高速転送が可能なSSDやRAIDドライブ、”Apple Thunderbolt Display”の様Thunderbolt規格で接続する様なディスプレイを使うと言う様な方には非常に便利なUSB-Cハブです。

またこの「Thunderbolt™ 4 Power Hub」をリリースするHYPER社はMacBook Pro 2016がリリースされた時にいち早く2つのUSB-Cポートにダイレクトに差し込むタイプのUSB-Cマルチハブをリリースした会社でもあり、Macユーザーの間では技術力のあるサードパーティーメーカーとして認識されています。


全てのポートでThunderbolt 4をサポート


今回紹介するUSB-Cハブ「Thunderbolt™ 4 Power Hub」ではPCに接続する為のアップストリーム、そして周辺機器を接続する為の3つのダウンストリーム全てのポートにおいてThunderbolt 4をサポートしているのが最大の魅力です。

何故ならThunderbolt 4をサポートしているとは言っても1ポートあたりの通信スピード、帯域幅は40Gbpsで、ケーブル1本でPCと接続する場合、この40Gbps以上のデータ転送は不可能になります。
よって1ポートだけはThunderboltにさせておいて、他のポートはUSB3.2 Gen2に対応させたりする事でThunderboltに対応させたポートの通信帯域を確保させようとするのが一般的です。

これは1ポートあたりの通信スピードの上限があり、全てのポートでThunderboltをサポートしたとしても接続した装置全てが最高スピードでデータ転送できる訳ではなく、どこかのポートにスピードを割り当てると他のポートは結果的に遅くなるのであえて最初から転送スピードの遅い古い規格を割り当てたりするのですが、この「Thunderbolt™ 4 Power Hub」においては「Thunderbolt™ 4 Power Hub」にデータの転送を制御する高性能なCPUを搭載し通信をうまく制御する事で全てのポートでThunderbolt 4をサポートしています。

またPCに接続するアップストリームはUSB-C PDにて96Wで給電する能力があるほか、ダウンストリームの3つのポートはそれぞれUSB-C PDにて15Wの電源供給供給能力を有しています。


タコ足配線可能なUSB-Cハブ


また「Thunderbolt™ 4 Power Hub」では接続するThunderbolt 4対応装置が多くて3ポートでは足りない場合、何と「Thunderbolt™ 4 Power Hub」の1つのダウンストリームと、もう1つの「Thunderbolt™ 4 Power Hub」のアップストリームを接続する事でThunderbolt 4ポートを5ポートまで増設し、最大5台のThunderbolt 4装置を接続する事が可能になります。
その装置は記憶装置や外付けGPUの他、DisplayPort 1.4aをサポートし最大8k@60Hz/4k@144Hzでの映像出力が可能でThunderbolt接続が可能なディスプレイを接続する事ができます。


電源も内蔵


そして「Thunderbolt™ 4 Power Hub」にはUSB-C電源も搭載しており、自ら給電も行える事からコンセント回りもスッキリ、USB-C回りの配線もスッキリとさせる事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。

なお発送先はアメリカ国内に限定されていますので、日本から購入する場合は輸入代行業者等を使わなければならないのでご注意ください。

https://www.kickstarter.com/projects/hypershop/hyperdrive-thunderbolttm-4-power-hub

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