みなさんはパワースーツってご存じですか?
パワースーツは文字通り、パワーを強化してくれるウェアラブルな装置の事で、工場や現場作業で重い荷物を移動させなければならなかったりする様な現場で既に様々なタイプのものが導入されています。
また全身全ての動きをサポートするものから、手だけ足だけ、腰だけと言った特定された部位にかかる負担を軽減する様なアシストスーツなどもあり、過酷な現場作業において身体への負担を軽減してくれるものは非常に多くあります。
ただ現在、市販化されているものは作業中に使ったりリバビリと言った用途に限られているので、一般の方が動き辛くなって来てと言った時に利用できる様なものはありません。
ですが今回紹介する「Hypershell」であれば歩き辛くなって来られた方でもハイキングに出かける事も不可能ではありません。
折り畳み式で携帯するのにも便利
まずこのアシストレッグ「Hypershell」は、作業と言うよりは歩行の負担を軽減する目的で設計されており、モーターのトルクは32N・mと作業用のアシストレッグと比較するとトクルは低く、水平オフセットは10kg、垂直オフセットは30kgですので、普通に歩いていたり、立ち上がったりする際に少し後ろから後押ししてくれる、手を添えてくれると言った感じのアシストアームになります。
そしてこのアシストレッグ「Hypershell」の使用用途はトレッキングやハイキング等に出かけた際に疲れずに景色を楽しみながら移動できると言う事をコンセプトに設計されていますので、重さはバッテリーを含めて2kgとこのジャンルの製品としては非常に軽量な上にアーム部分がジョイントによって折り曲げられる様になっており折り畳む事ができますので、自家用車ではなくバスや電車と言った公共交通機関で移動する際にも持ち歩きが楽な様に設計されています。
また装着に関しても「Hypershell」を広げ、付属のベルトを「Hypershell」に取付け、腰から回してまずは左右両方のアームのマジックテープを太ももに巻き付けた後に腰にきつくベルトを巻き付けるだけで装着でき、1人でも簡単に装着できると言うのが従来のアシストレッグと大きく違う所です。
走ってもアシストできるアシストレッグ
次にこのアシストレッグ「Hypershell」が従来のアシストレッグと大きく違うのは走ると言う動作においてもアシストできると言う点です。
一般的にモーターを設計する場合、スピード重視であればパワーは落ちますし、パワー重視ならスピードが落ちます。
そのため一般的なアシストレッグでは歩行はサポート出来ても走ると言った事まではサポート出来ないのですが、この「Hypershell」は何と時速20km/hまでのスピードまでサポートする能力を持ちつつ、何と最大斜度60度の崖を登ると言った動作もサポートできる能力を持っていますので、トレイルなどをこれから始めてみると言った方にもオススメです。
と言うのもこう言った野山に入ると疲れて足が動かなくなっても、何か乗り物に乗って帰ると言う事はできず、結果的に自らの足で移動しなければならないからで、こう言ったアシストするものがあれば負担が軽減されるので無理と思っていた様なコースを景色を堪能しながら楽しむ事ができます。
バッテリー1本あたりの移動距離は25km
そして電話の受話器程度ほどのバッテリーは交換できる様になっている他、バッテリー1本あたり何と25kmも最大で移動をアシストしてくれるのです。
ですから例えば道のり50kmのトレイルコースだとすれば3本も携帯すれば十分ゴールまでアシストしてくれますし、バッテリーそのものも電話機の受話器程度の大きさで携帯し易く、たくさんバックパックの中に入れて持って行ったとしてもそんなに言う程の負担ではありませんので、もし魅力を感じられて詳細をお知りになりたいのであれば下記URLをご覧ください。
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