ゲーミングPCと普通のパソコンとの大きな違いはご存じですか?
FPSゲーム等はグラフィックを高速に書き換えるために膨大な計算を短時間で処理しなければなりませんが、いくら高速なCPUを搭載したとしても限界はありますし、高速になればなるほどCPUの価格も上がります。
一方でGPU(Graphics Processing Unit)と言うグラフィックを高速で処理する為のボードを搭載していますとグラフィック処理はこのGPUボードで行う為CPUの性能が低くてもサクサクと動きます。
そうした理由をふまえてゲーミングPCは高速なGPUを搭載していると言うのが普通のPCとの大きな違いになるのですが、GPUボードをノートPCに搭載するとなるとスペースの関係や放熱の関係などの処理などもあり簡単に付け加える事が出来ませんので、ゲーミングノートPCと言うのは選択肢も非常に少ないのが現状です。
ですがThunderbolt3,4やUSB4と言った高速データ転送規格の出現によって外付けのGPUと言うものが登場し、普段使っているノートPCでもサクサクとFPSゲームなどをプレイする事が可能になっており、今回紹介する「ONEXGPU」はそんな外付けGPUの1つなのですが、GPUだけでなくプラスαの機能も充実しています。
ポータブルゲーミングPCでの利用に便利な給電機能
今回紹介する「ONEXGPU」はPC等々との接続インタフェースとしてThunderbolt3、Thunderbolt4、USB4ないしOcuLinkを採用しており、これらインタフェースを搭載したPCであればこの「ONEXGPU」に搭載されたGPU”AMD Radeon RX 7600M XT”と8Gbyteの GDDR6によってグラフィック描画をより綺麗にした上でサクサクとプレイする事ができます。
しかも多くの外付けGPUボードが接続したPC等のデバイスからの給電で動作する様になっているのに対してこの「ONEXGPU」には専用の280Wの電源アダプタが付属しており、そのうち最大で100WをUSB-C PD(Power Deliver)規格によってPCなどに給電する機能を持っています。
これはポータブルゲーミングPCの様にUSBインタフェースが1つし持っていないと言う様なデバイスに対しては非常に嬉しい仕様で、外付けGPUを使い充電が出来ないと言う状況になると途中でゲームを中断し本体を充電した上で再開と言った様な中途半端なプレイしか出来ませんが、この「ONEXGPU」を繋ぐ事で思う存分ゲームを楽しむ事が出来ます。
更に外付けGPUで処理が早くなるのはゲームだけではありません。PhotoShopやPremiumの様な画像や動画を扱う様なアプリもより快適に動く様になりますので、YouTube動画の作成などもサクサクと行える様になりますし、3Dスキャナのスキャンなどもより高速に行えるなど、今PCでされている作業が遅いと感じるものがあれば、この外付けGPU「ONEXGPU」を使う事でほぼ解消出来ます。
外付けHDD
次に+αの機能としてこの「ONEXGPU」にはM.2スロットが1基設けられており、2280サイズのM.2 PCIe SSDを搭載する事が出来る様になっています。
このSSDの用途としては外付けGPUと言う一面もある事からダウンロードしたデータ容量の大きなゲームアプリを保存しておけばPC本体側のSSDを消費しなくて済みますし、結果的にゲームをプレイする度にこの「ONEXGPU」をPCに接続するのであれば、ゲームのデータをこの「ONEXGPU」に保存しておくと言うのは非常に合理的でもあります。
そしてもちろん、動画などのデータや、その他バックアップデータを保存すると言った用途にも使えますし、データ受け渡しと言った用途などにも幅広く利用する事ができます。
USB-Cマルチハブ
そしてこの「ONEXGPU」にはHDMIポート2ポートに加えてDisplayPortポート2ポート、Gigabit対応のRJ-45コネクタ(LANコネクタ)、そしてUSB-Aポート2ポートも備えており、USB-Cマルチハブとしても使える様になっている他、この「ONEXGPU」を使えばクワッドディスプレイでゲームをプレイしたり、作業したりする事ができると言うのも魅力的なポイントですので、もし興味を持たれた方は詳細はスペックを含めて下記URLにてご確認ください。
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