みなさんはアプリなどを使っている時に、繰り返し何度も行う操作があり、そう言った操作がもっと簡単に行えたら良いのにと思う様な事はありませんか?
そんな操作の中にはショートカットが割り当てられており、キーボード操作ですぐに呼び出せますが、そこから各種数値を調整するなどと言った操作はその都度キーボードからの手入力であったり、マウスでの調整だったりします。
そんなキーボードやマウスを使って何回、も繰り返し行わなければならない様な操作をシームレスに行う事ができるモジュール式コントローラー「modue」をご紹介致します。
4種類のモジュール
今回紹介する「modue」には前部で4種類のモジュールがラインアップされており、各モジュールとPCとの仲介役を果たすのは”One Touch”と名付けられた大きなタッチパネルだけが搭載されたモジュールです。
この”One Touch”は専用アプリを使って自由に画面設計を行う事が出来る様になっており、作業する上で重要なパラメータを常に確認できる様に並べたり、操作する為のアイコンをシステマティックに並べる事で作業性を良くしたりする事が出来ます。
次に紹介する”Slide”モジュールは、45mmのスライダーとスライダーの移動量を視覚的に捉える事ができるスライダーの両側に配置された10個のLED、そして240px×240pxのタッチパネルを備えており、スライダーは音の大きさや、明るさ調整、グラフィック系のアプリであれば透明度を変えたり、拡大縮小と言う様な0〜100%で数値を変えたりする様な機能に割り当てると作業を効率化できます。
そしてタッチパネルは正方形の小さなパネルですので色々とアイコンを複数並べたりする事はできませんが、例えばスライダーをボリュームに割り当てるならばミュート状態をLCDディスプレイに表示する事でスピーカーの状態を手元で知る事が出来ますし、マイクに割り当てるのであればLCDにマイクのアイコンを表示させマイクがミュートなのかミュート状態解除なのかを手元で確認する事が出来ます。
そして”Spin”は3つのダイヤルと、ダイヤルの回りに11個のLEDが備えられており、音の大きさ、色の明るさ、色の濃淡のほか3つのダイヤルを使い、赤、青、黄と言った色の3原色を割り当てる事で色の合成等も容易になりますし、ダイヤル回りのLEDの点灯個数で実際の量も把握し易くなっているだけでなく、調整量によってLEDの色を変えたりする事で視覚的にも分かり易いボリュームボタンに変える事が出来ますし、ダイヤルはスイッチとして押す事も出来ます。
次に”Click”は4つのモーメンタリ動作の押しボタンスイッチがメインで、スイッチの両端にスイッチの状態を示したりする事が出来るLEDが内蔵されているほか、押しボタンスイッチの上部にはスライドスイッチがあり、単純に切替スイッチとして使用する事もできれば、スイッチの割当を上部のスライドスイッチで分けるなど行う事が出来ます。
レイアウト自由なマグネット脱着
次にこの「modue」は各モジュールがマグネットで簡単に脱着出来る様になっているだけでなく、モジュール同士は共通に独自コネクタで通信する様になっているため、モジュールを結合する為の順番に決まりはなく、レイアウトを使い易い様に操作し易い様に変える事ができ、必要な機能の全てを搭載したオリジナルのコントローラーをこの「modue」を使って作り出す事が出来ます。
なお複数のモジュール使用する場合には電力的な制約があり、USB-A接続ですと”One Touch”モジュールに1つないし2つのモジュールしか接続出来ませんが、USB-CでPC側から7.5Wの電力を受ける事ができれば”One Touch”にプラス4つのモジュールを増設でき、15Wの給電で”One Touch”+8モジュール、USB-C PDで30W程度の給電を受ける事ができれば”One Touch”+15モジュールまで増設可能ですが、USB-A接続でたくさんのモジュールを接続して使用したいと言った場合にはオプションで用意されている”modue Power Block”に30W以上の給電能力を持つUSB-C電源を接続する事でUSB-A接続でもたくさんのモジュールを使用する事が出来ますので、もし詳細はご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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