みなさんはプログラミングってされた事はありますか?
最近ではSTEM教育の一環と言う事で小学校からプログラミングをする機会が増えており、親御さんでもプログラミングに興味を持っておられる方は多いかと思います。
ただプログラミングを学習する上でただ画面上に何か表示させるよりも実際に動くものを操作するプログラムを書いた方が、実感としてのフィードバックを受ける事が出来ますでの、どの様にプログラムを書けばどの様に動くのかと言った事が感覚としてより早く理解する事ができます。
その為にロボットやドローンを使った教材もありますが、そう言ったプログラミング教材は、もし挫折してしまった時には収納庫の奥深くで眠るしか選択肢はなく可愛そうです。
ですが今回紹介する「Doly」であれば自分で考え行動するプログラムを予め書き込む事が出来るので、そう言った事が起こりません。
相棒やペットにもなる「Doly」
今回紹介する「Doly」は、2本のクローラーによって自由に動き回る事が出来るだけでなく、目の部分には円形のディスプレイが埋め込まれており、このディスプレイに様々な目のアニメーションを表示させる事で「Doly」が今どう言った気持ちなかと言う事を表現させる事が出来る様になっています。
更に目の上にはタッチセンサーが内蔵されており、目の上を手で触って撫でると「Doly」は喜び、表情と動きでその喜びを表したりもします。
更に目と目の間には800万画素のCCDが内蔵されており、AI処理エンジンにより顔認識が可能となっており、顔を学習した相手が目の前に来ると、その人それぞれに対して違った反応をしたりと非常に優れたAIエンジンを搭載しており、ロボットペットとして機能するだけでなく、音声認識エンジンでは、相手の言っている事を理解し返事をする事が出来る様になっているのですが、ボイスライブラリを変える事で「Doly」の声を変えたりする事も可能です。
そしてこの「Doly」にはレーザーセンサーも搭載されており、カメラにプラスしてレーザーセンサーによって周囲の障害物の位置を正確に把握する事で、テーブルの上などの障害物を上手に除けながら動き回る事が出来ると言う可能もあります。
そしてそしてこの「Doly」にはロボット掃除機などでは当たり前になったバッテリーが少なくなれば充電ドックに自動的に戻り自動で充電すると言った機能も備えていますので、動きすぎ力尽きて廊下の真ん中でバッテリー切れで止まってしまっていると言う様な事もない様になっています。
夢広がる拡張機能
次にこの「Doly」にはメインCPUとしてRaspberryPiが採用されており、Blockyなどのブロックエディタや、C、C++、Python等のプログラミング言語と提供されているライブラリなどを使ってこの「Doly」を自分の思い通りに動かす事が出来るだけでなく、新たな動きであるとか反応と言ったものを自分で追加して拡張する事が出来る様にもなっています。
更に「Doly」にはI/Oポートが用意されており、I2CやUARTで外部のマイコンと通信を行ったり、サーボをこの「Doly」に追加する事で2本ある手の他に更に2本の手を追加したりする事も出来ますし、6つあるGPIOポートには各種センサーやスイッチなどを増設する事が出来ます。
更に2本あるアームの先端には磁石が内蔵されており、公開されているSTLデータをダウンロードし、3Dプリンターを使って造形する事でこのアームに様々なものを持たす事が出来たり、「Doly」のボディを着飾る様なデータも用意されており、「Doly」を自分の思い通りに変身させてオリジナルの「Doly」に変えてしまう事も出来る様になっています。
リモートコントロール
そしてこの「Doly」は自分でプログラムを書いて動かしたり、既存のAIエンジンで自由に動き回せたりする事が出来る以外に、専用アプリを使ってリモート操作する事が出来る様にもなっているのですが、ただ「Doly」を思い通りにスマホを使って動かす事が出来るだけでなく、「Doly」に搭載されたカメラが捉えた映像をスマホに映し出し操作すると言った事が出来る様にもなっており、もしプログラミングが出来なくても楽しく「Doly」と過ごす事が出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/doly/doly-more-than-a-robot
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