最近のスマートフォンやノートPCなどはバッテリーの持ちも非常に良くなっており、普通に使っていれば昼頃や夕方にはバッテリーがなくなってしまい、1日のうちでどこかでバッテリーを充電しなければならないと言う様な事はほぼありませんが、ノートPCであれば例えば画像を加工したり動画を編集すると言った様なCPUやGPUに大きな負荷をかける様な作業を行うとバッテリーの消費も激しくなり、見る見る間にバッテリーが減って行き、バッテリー残量に不安を覚えたりする事があります。
ただその為にPCを充電できる様な大型のモバイルバッテリーを持ち歩くのは結構嵩張り面倒ですし、PCに付属の充電器も小さくはありませんので、モバイルバッテリー同様に面倒です。
そこで今回は、持ち歩くのに邪魔にならない、今現在世界最小のUSB-C PD65W電源「65W Supertiny GaN」をご紹介致します。
世界最小
今回紹介するUSB-C PDで最大65Wの出力性能があるUSB-C電源「65W Supertiny GaN」は、Appleの同等出力のACアダプタと比較すると71%もコンパクトで、その大きさは、日本でも使える折り畳み式のUSプラグを採用したものでは、34.2mm×34.2mm×44.3mm、重さで言えばわずか70gしかありません。
これはこれまで同等性能のUSB-C PD電源で最もコンパクトであった某A社の充電器がApple純正のUSB-C PD電源に対して体積比で60%であったのに対して10%もこの「65W Supertiny GaN」の方がコンパクトであると言えます。
しかも縦横3.5cmの大きさは隣のコンセトの邪魔にならないサイズで隣のコンセントに別な充電器を差し込む事が出来ますし、これだけコンパクトだと女性のポーチに入れて持ち歩いても邪魔にならないサイズ感ですので、ストラップ式の充電ケーブルと合わせて持ち歩いておけば、もしバッテリー残量が少なくなった際に、最近のファミレスやカフェなどは充電用コンセントを用意してくれている所が多いので、休憩している間に充電が出来ますし、出力が65Wもあり急速充電が可能であると言うのも魅力的なポイントになります。
放熱対策
次にGaN(窒化ガリウム)を使ったパワー半導体はUSB充電器の大きさをコンパクト化する為に大きく寄与していますが、発熱に関しても従来のパワー半導体と比較すると放熱量も少なくなっていますが、発熱はします。
そのためUSB充電器などは放熱対策が重要になり、そこがネックとなって小型化する事が出来なかったりするのですが、この「65W Supertiny GaN」では硬度な熱伝導シリコンと熱伝導シートを使い内部の電源回路で発生した熱をケースへと伝え、そしてケースには放熱効果を良くする為にフィンを設け表面積をかせぐ事で効率的に熱を発散し、充電器が発熱によって劣化したり、暴走したりしない様な設計がなされています。
USB-C PD100W対応マルチケーブル
そしてこの「65W Supertiny GaN」にはオプションとして”inCharge XL”と言うケーブル長2mのマルチケーブルがオプションで用意されています。
このケーブルはUSB-C-USB-Cケーブルをベースに片方のUSB-CコネクタにはUSB-A変換コネクタを装備し、もう片方にLightningとmicroUSB両方のコネクタに対応した変換コネクタを備える事で、1本持っていれば様々なデバイスを充電できると言うマルチなケーブルになります。
またこの他にケーブル長1.5mで、これもUSB-C PD100W充電に対応したUSB-Cケーブルもオプションで用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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