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3Dクリエイターの方なら是非とも1台は持ってもらいたいホログラフィックディスプレイ「Looking Glass」

一昔前に立体映像を見ようとすると専用の映写設備を持った施設で赤と青のセロファンを貼ったメガネをかけるか、偏光グラスをかけでしか楽しむ事のできなかった3D映像も、今や家庭のテレビでも見られる様になりましたし、ゲームでもVRやARディスプレイゴーグルを頭に装着すればリアルに3D表現された世界の中でゲームを楽しむ事ができます。

ただそれはソフトコンテンツを利用する立場から見た利便性が上がっただけで3Dクリエイターの方は2Dのディスプレイでデータを作り、マウスやペンタブレットを使って3Dで描かれたキャラクターや風景をグルグルと動かしながら3Dデータのチェックをしますので非常に効率が悪いのです。

だからと言ってVRヘッドセットアダプタもVRゴーグルやARゴーグルを被りながらの作業は首にも結構な負担がかかりますし、何と言っても視界が限られるので作画作業をするには向いていません。

そこで今回は裸眼で3D表示できるホログラフィックディスプレイ「Looking Glass」をご紹介致します。


では何故、このぶ厚いアクリル板の様なものが覆い被されたディスプレイに映ったデータがどの角度から見ても立体的に見えるのでしょうか?

それにはみなさんの身近にある”レンチキュラーレンズ”と言うフィルム型のレンズが一役買っています。

この”レンチキュラーレンズ”はよく子どもさんのお菓子のおまけとしてついてくる見る角度によって絵が変わるステッカーや絵に使われています。
この”レンチキュラーレンズ”は半円形のトンネルの断面図の様な”かまぼこ”型をしたレンズがビシッと隙間を開けず並んでいるシート状のレンズで、特殊変換された絵の上にこの半円形の”レンチキュラーレンズ”を重ねる事で、半円形のレンズで光が屈折される為に1枚の絵を見ているのに見る角度によって意図的に違う絵を見せる事ができます。

その技術をこの「Looking Glass」では使っており45の違った角度から描いた3Dデータの確認する事ができるだけでなく、実際に様々な方向に傾ける事で質感や奥行きまで確認できますので3Dクリエイターの方には超オススメなのです。

またディスプレイへの投影もPCのHDMI端子に接続し、「Model and Animation Importer App」を使い数クリックで3Dモデルが転送できますので扱いも非常に楽で、ファイル形式もOBJ, FBX, STL, gLTFフォーマットに対応していますので3Dアニメーションデータの他、3Dプリンターで造形する前の3Dモデリングデータの確認にも最適です。

また3DモデリングソフトMaya, Zbrush, Blender, Tinkercad, Solidworks等から直接3Dモデルをエクスポートできるソフトも開発中との事です。

なお「Looking Glass」には2サイズがラインアップされており、使用する為のPCのスペックもGTX1060以上のグラボが必要であったりとある程度スペックの高いマシンでないと使えませんので詳細なマシンスペックや「Looking Glass」のサイズ等は下記URLにてご確認ください。

https://www.kickstarter.com/projects/lookingglass/the-looking-glass-a-holographic-display-for-3d-cre

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