最近のスマートフォンの画面サイズは大きくなる事はあっても小さくなる事はなく、片手持ちが非常に難しくなっています。
特にiPhoneはiPhone SEが4インチなのに対してiPhone Xは5.8インチとたった1.8インチ(約4.6cm)の差なのに、片手持ちして画面の四隅をスマートフォンを持つ手の親指でタップするのが非常に難しくなっています。
その為にスマホリングと言うスマートフォンに貼り付けるリングがあるのですが、ただの輪っかなのにも関わらず、このリングに指を通しておく事で、片手持ちした時の安定性が非常に増して、操作性が良くなります。
ただその便利なスマホリングもQiワイヤレス充電に対応したiPhone 8/ 8 Plus/ Xにとっては天敵なのです。
そこで天敵とならないQiワイヤレス充電の事を考えて作られた、スマホスタンドとしても利用できるスマートフォンホルダー「E-zl」を今回はご紹介致します。
では何故、スマホリングがQiワイヤレス充電の天敵なのでしょうか?
それはまず、スマホリングを貼る位置とQiワイレス充電の受電用のコイルの位置はどちらもスマートフォンの中心となりほぼ被るからです。そうすると、金属製のリングが磁界を遮る他、リングの厚みで送電用コイルとの距離とが離れ、給電能力が落ちて充電性能が劣化します。
Qiワイヤレス充電は電磁石によって磁界を作り、相手の受電用コイルをその磁界の中に置く事で電気よって作られた磁界を、電気にまた戻す事で充電しています。ですから磁界が弱まる、両者を金属で遮蔽するだとか、距離を離すと言うのは充電性能に大きく影響して来るのです。
ところがこの「E-zl」は厚みがたった2.6mmしかなく、しかもプラスチックで作られていますので磁界を遮る事も、給電に影響を与える程も両者コイルの間の距離を離す事がないので、充電には全く影響を与えません。
しかもスライドさせる事でスタンドになる足がせり出して来て縦置きにも横置きにできる他、L型の充電コネクタを用いれば縦置きで充電しながら使用できますので縦置きで充電が必要な時でも便利です。
そしてスライドして出て来た足の部分とボディー部分とでちょうど三角形の穴を作る為、この三角形の穴に指を通せばスマホリングと同じ様に安定してスマートフォンを持つ事ができますので、片手持ちで片手打ちもスマートフォンを落とす心配もなく安心して行えます。
そしてもう1つ、「E-zl」はナノサクションパット言って見えない微小な吸盤が集まって作られた貼って剥がせる吸着パットを接着に使っていますので、用途に合わせて脱着する事ができるのもメリットの1つで、車載ホルダーが特殊な構造でこの「E-zl」を取り付けた状態のままだと取り付けられないと言う様な場合は臨機応変に「E-zl」を外して使えるのがメリットで、家族や友人ともシェアする事も可能な上、機種変更した際にも再利用できるので無駄になりません。
そんなスマートフォンホルダー「E-zl」についての詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1925492980/e-zl-more-than-a-phone-stand
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