LEDライトは電球を使った昔のライトと比べてバッテリーの減りに合わせて暗くなったりはせず突然消えますので、自らそろそろかなと思って電池を交換したりバッテリーを充電しなければいけません。
そしてもしバッテリーが切れて無灯火で走ると、街灯の明るい道路であればまだ車に乗っている方にも気付いてもらえますが、街灯の殆どない農道や住宅街の中の道路等ですと非常に危険です。
と言いますのも日本では何故かハイビームではなくロービームを点灯して車を走らせる方の方が圧倒的に多く、その照射距離はたった40mと非常に短くロービームに照らし出されて気付いた頃には手遅れです。
ただ最近の新しくリリースされた車は自動的に対向車が来るとハイビームをロービームに配光を切り替えたり、レーダーやカメラで歩行者や自転車をセンサーで検出して表示してくれる装置を装備した車が出て来るなどしていますが、普及はまだまだです。
そこで今回はバッテリーの延命機能と、そして自分の身体を保護する機能を持った自転車用LEDライト「BEAM & ICON2」をご紹介致します。
ではまず最初に”BEAM”についてご紹介します。この”BEAM”は最大輝度(明るさ)700ルーメンと言う自動車のヘッドライト並に明るいLEDライトで、連続点灯で2〜5時間、点滅モードですと最大30時間連続使用する事ができます。
そしてこの”BEAM”には周囲の明るさを検出するセンサーを内蔵しており、周囲の明るさによってLEDライトの明るさを変えると言う機能を持っています。
これは明るい場所では自分の姿は街灯によって照らし出されるためにLEDライトを点灯していなくても危険性が少ないからです。そしてそれによって消灯や減光の時間を長くする事によりバッテリーの持ちを良くします。
更にこの”BEAM”はBluetoothでスマートフォンとペアリングしておく事でスマートフォンから自車のスピードによって明るさを自動制御しバッテリー寿命を延ばすと言った事もできます。
これは停車時や低速走行時はそんなに遠くまで照らし出さなくてもいても危険があればすぐに止まる事ができますので、LEDライトを減光しておけばバッテリー寿命が延びるからです。
また”BEAM”には自らバッテリー残量が20%以下になると”Get me home”モードと言うモードに移り減光するだけでなく極力バッテリー消費を抑えて自宅までバッテリーを持たせると言う機能も備わっていますので、最悪無灯火で走行すると言う事がない様に考えられています。
またバッテリーが減った事はセンサーバーに内蔵されたLEDやスマートフォンとペアリング状態ならスマートフォンに通知されます。
そして次は”ICON2”です。”ICON2”には白LEDを内蔵したヘッドライトと赤LEDを内蔵したテールライトの2種類が用意されています。
まずヘッドライトの方は最大輝度400ルーメンで最大16時間連続点滅させる事ができます。
そしてこの”ICON2”にも数々のセーフティー機能が搭載されています。
まず1つ目が被視野性です。”ICON2”の被視野性は270°と非常に広くヘッドライトとテールライト両方を自転車に取り付けておけばどの方向からでも自車の存在をアピールする事ができますし、周囲が真っ暗な場所なら3km先からでも”ICON2”の光を見つける事ができると言う脅威の被視野性を持っています。
またバッテリー”ICON2”は交差点や曲がり角などでは減速すると自動的に”ICON2”に明るさ上げた上に点滅スピードを上げて周囲に自分の存在をMAXアピールして危険を回避する機能が備わっています。
そしてテールライトの方は最大輝度300ルーメンで、こちらもブレーキをかけて減速する時はヘッドライト同様により明るくそして早く点滅して減速したのを知らせる様になっています。
またこの他にも既に市販化されている”ICON”に備わっている緊急通報システムなどもそのまま”ICON2”へと受け継がれていますし、”BEAM”と”ICON2”には更に通信規格ANT+にも対応していますので、ANT+に対応したヘッドユニットを自転車に装備されておられる方はヘッドユニットから直接これらLEDライトを制御する事もできる様になっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1670187625/see-sense-beam-and-icon2-our-brightest-bike-lights
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