こう暑くなるとついつい冷たい飲み物の方が良くなり、お客さんにも冷たいドリンクを出す事の方が多くなりますが、そうなると一番大変なのがコールドブリューコーヒーです。
コールドコーヒー、アイスコーヒーはお湯でドリップしたコーヒーを氷で急激に冷やすのに対して、コールドブリューコーヒーは水でコーヒーを淹れますので、非常に時間がかかり半日は粉を水に浸けておかなければいけません。
それなら普通にお湯でコーヒーを淹れて冷やしたら良いんじゃないと思われるかもしれませんが、お湯で淹れたコーヒーと水で淹れたコーヒーとでは同じ豆でも味は全く違い、特にコーヒーの苦味や渋味が苦手な方にとってコールドブリューコーヒーはその渋味や苦味が出ずとてもクリアな透き通った味わいになるので、とても飲みやすいのです。
ですが時間がかかるので、急にたくさんお客さんが見えたりすると困りますし、作り置きしておくのも参加して香りが落ち風味が変化して行きますのでオススメではありません。
そこで今回はたった4分でコールドブリューコーヒーと同じ淹れ方で水出しコーヒーを抽出する事のできるコーヒーメーカー「G-Presso!」をご紹介致します。
遠心力を利用
水でコーヒーを淹れる場合、粉をそのまま水の中に沈めますので、水の動きと言うものはありませんので、じわじわとコーヒーの粉に含まれた成分が水へと浸み出して行くのに時間がかかります。
ですから急須でお茶や、ポットで紅茶を入れたりする場合、よく急須やポットを回して中に入れたお湯を攪拌させて茶葉から成分がより早く抽出できる様に押し出したりしますが、コーヒーはいくら粉とはいえ、茶葉の様に攪拌させても容易にコーヒーの成分が抽出されると言う様な事は残念ながらありません。
ですからこの「G-Presso!」では遠心力を使い、ちょうどエスプレッソが高い圧力をかける事でドリップするのと比べて何倍もコーヒーの粉からコーヒーの成分を抽できるのと同じ様に、コーヒーの粉の入った容器を回転させながら給水する事で、遠心力にエスプレッソの様に強い圧力で豆の間に水分を浸透させる事で、通常なら12時間かかるところをたった4分と1/90の時間で抽出できるのです。
バッテリーで動くからアウトドアでもok
そしてこの「G-Presso!」、何と単4電池3本で動く設計になっていますので、キャンプ場の様な電源のない場所でも水とコーヒーの粉さえ持って行っておけば朝からコールドブリューコーヒーを楽しむ事ができますし、ちょっと何かの集まりの時に一式揃えて持って行けば、インスタントではない淹れ立てのコールドブリューコーヒーが味わえて喜ばれるのではないでしょうか?
またこの「G-Presso!」はコールドブリューコーヒーの他にお湯を使ってエスプレッソライクなコーヒーを淹れる事もできますし、またコーヒーを淹れる際にどれくらいの粗さで挽いた粉だったらどれくらいの量の粉をセットすれば良いと言った様なレシピも付属していますので、初心者がやりがちな粉を入れすぎて苦くなったなんて失敗もありませんので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/g-presso/ready-in-4-minutes-express-cold-brew-g-presso
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