近年、様々な自然災害が毎年の様に日本のどこかで起こっていますが、みなさんのご家庭ではもしも万が一、火事や地震、河川の増水等に伴う洪水等で、玄関から家の外に出る事はできず、2階の窓やバルコニー等から逃げなければならない様なシチュエーションなった場合、どの様な対策、避難方法を準備されていますか?
もし何もされていないのであれば、2階から逃げるのに1番最適なのはハシゴです。そしてハシゴでも短時間で2階から1階の下ろせる様なものが1番ベストで、今回は窓枠に取り付けられる、非常にコンパクトな縄ハシゴ「Rescue Ready RetroFit」をご紹介致します。
すぐに下ろせる窓枠固定式
この「Rescue Ready RetroFit」の1番の特徴と言うかメリットは、窓枠に固定しておく事ができると言う事です。
一般家庭向けと言うか、日本で出回っている脱出ハシゴの多くは窓枠に引っ掛けてハシゴを伸ばして下ろすタイプのものが殆どで、その方が窓枠に余計なハシゴが付属しませんので部屋を狭くしたり部屋の雰囲気を壊したりと言う事がありません。
ただそうなるとどこにハシゴを置いておくかです。クローゼットの奥の方にしまい込んでしまうと取り出して設置するまでの時間がかかるので、時間的に間に合わず逃げられないと言う事も有り得ます。
かと言って窓の側に置いておいたのでは邪魔ですよね。
ですがこの「Rescue Ready RetroFit」は窓枠に直接固定しますので、脱出性・脱出にかかる時間と言う点においてはこの脱出ハシゴに勝てるハシゴはないでしょう。
しかもロープ式で足かけ板を束ねるマジックテープを外して窓から落とせば一気にハシゴは展開されるので、ほぼ数秒のウチに窓から脱出が可能です。
更にハシゴが剥き出しなっているのが気になる方は、引き出すだけで簡単に外れるカバーが付属していますので、窓枠の形状にもよりますがカバーをつけておけばハシゴは全く目立ちませんし、脱出時に障害となる事もありません。
ドライバー1本で設置
そしてこの「Rescue Ready RetroFit」はIKEAの家具を自分で組み立てた事がある様な方であれば、誰でも簡単にドライバー1本で窓枠に簡単に設置する事ができる様になっています。
と言いますのも、この「Rescue Ready RetroFit」は本当にネジを壁に打ち込むだけで良いからです。ただ装置の水平だけはしっかりと取らないといけませんので、水準器で水平をしっかり取って取り付ける必要がありますが、重要なのはそこだけです。
でも、我が家の窓に取り付けれるのか?取り付けて降りる時に外れたりはしないの?と不安も思われる方もおられるかもしれませんが、一般的な2×4工法では枠の回りには必ず柱や梁が通してあり、窓枠にはめ込む様になっていますので壁が石膏ボードであっても窓の下にはちゃんとした柱が通っていますので、簡単にはネジは抜けません。
また両端に離して取り付けるロープを固定するための金具は窓の左右に縦に通してある柱に固定するのでもし窓の下の中央部分に取り付けるベースプレートが抜けたとしてもロープ固定用の金具は抜ける事はないので安全ですので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLにて詳細はご覧ください。
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