2〜3年前のロボット掃除機にはタッチセンサー(バンパー)や赤外線センサー、として超音波センサーと言ったセンサーを駆使して部屋の中を縦横無尽に動きながらバッテリーが切れるまで掃除し続けると言うタイプのものが主流でした。
ですが現在は自動車の自動運転制御にも使われているLiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)センサーと言ってレーザーを用いて360度周囲にある物体までの距離を計測できるセンサーとSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)制御と言ってLiDARセンサーからの情報を元に自分がいる空間のマッピング(環境地図作成)を行いつつ自分がいる位置を特定する事がきる様になっています。
ですので以前の様に壁やモノにぶち当たったら方向を変えて進んでは掃除をしてと言う行き会ったりバッタリの掃除ではなく、1度ゴミを吸った場所は2度は吸わずに部屋の隅々まで吸い残しがない様に効率的に掃除が行えると言うのが最近の高性能なロボット掃除機です。
そこで今回はLiDAR+SLAM技術を利用してピンポイントでの掃除を行わせる事のできるロボット掃除機「Neabot Robot Vacuum」をご紹介致します。
テーブルや椅子の脚も検出できるLiDARセンサー
この「Neabot Robot Vacuum」にはLiDARセンサーと言って、周囲360度全方向をレーザーを用いて距離計測を行うセンサーを搭載しているのですが、この「Neabot Robot Vacuum」に搭載しているLiDARセンサーは精度が高く、椅子やテーブルの足までも検出できるのです。
既にロボット掃除機をお使いの方なら、椅子の下に潜り込んだロボット掃除が椅子の間から出られずに、足に当たってはバックし、そして方向を変えては脱出を試みると言うのは見慣れた光景で最終的にはバッテリー切れで椅子の下で息絶えているなんて状況はよく目にされると思いますが、この「Neabot Robot Vacuum」なら、もうその光景に出会う事はありません。
そして壁にガンガンと音を立てて当たったり、玄関の段差から落ちかけている様な光景ももう見る事はないでしょう。
狙った場所をピンポイントで掃除
この「Neabot Robot Vacuum」はSLAM技術で自宅のマッピングを1度行っておけば忘れる事はありません。
そこでこの「Neabot Robot Vacuum」では掃除する範囲をスマートフォンにインストールしたアプリに表示される自宅のマップを見ながら掃除状況を確認できるだけでなく、掃除するエリア掃除しないエリア、また今日はこの場所、明日はこの場所、何曜日はこの場所と言った様に事細かに掃除のスケジューリングが行える様になっているのです。
さらに最低1.6m²の範囲で掃除する範囲を指定してピンポイントクリーニングが行える機能も備えており、ここだけゴミが落ちているからここだけ掃除したいと言う時に従来ならそこにロボット掃除機を持って行って、うまくゴミが吸える様に横について誘導しなければなりませんでしたが、この「Neabot Robot Vacuum」ならアプリで指定しておくだけで綺麗に掃除をし、ステーションに自動的に戻ってくれますので便利です。
カーペットを自動認識
またこの「Neabot Robot Vacuum」には700→1200→2700paと吸引能力を3段階で調整できる様になっているのですが、それにプラスして今掃除している場所が絨毯である事を検出するとゴミやチリやホコリと言った吸い辛いカーペットの上では自動的に吸引パワーをアップして掃除をすると言った機能を持っています。
つまりカーペットよりフローリングの多い家では常にフルパワーで吸わなくても良いのでその分バッテリーの持ちが良くなり、掃除面積も広くなって一石二鳥と言う訳です。
なおこの「Neabot Robot Vacuum」で乗り越えられるカーペット高さは2cm以下です。
そしてまた、この「Neabot Robot Vacuum」にはロボット掃除機のゴミを吸い取る充電ステーションが付属しており、ロボット掃除機のダストボックスの掃除を減らすだけでなく吸引力の低下が抑えられるだけでなく、充電ステーションに貯められたゴミも1ヶ月に2度くらい処理すれば良いなど、ロボット掃除機を掃除機で掃除すると言う何とも矛盾する様な作業を減らす機能も持っていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/neabot/neabot-robot-vacuum-your-hands-free-vacuuming-solution
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