MacBookやSurfaceの様な薄型軽量ノートPCの多くはSSDを搭載しているのですが、従来の様なSTAT3.0で接続するSSDではなく、M.2 SSDと言って直接マザーボード上にM.2スロットに差し込む、メモリーの様なものになっています。
このM.2 SSDのメリットは何と言ってもSATA3.0では最大転送スピードが6Gbps(600MB/s)なのに対して40Gbps(400MB/s)と非常に高速でアクセスできる点にあります。
ただ難点は搭載容量が増えると3D NANDチップを使用している様な高容量のM.2 SSDは高価なのでそれがそのままノートPCの価格に反映されますので、SSDを何Gbyteにするのかと言うのが1番悩む点です。
とりあえず初期投資を抑えたいとSSDの容量を少なくすると初期投資は少なくて済みますが、その分SSDの容量は減りますし、後から増やしたいと思ってももぼ増やすのは不可能ですから、最初の選択が重要になって来ます。
そこで今回は、外付けながら1GB/sでストレスなく超高速アクセスが可能なスティック型SSD「SPEEDSSD」をご紹介致します。
一昔前のUSBメモリーに4TB
この「SPEEDSSD」の特徴の1つは圧倒的なコンパクトさです。
一昔前のUSBメモリーに近い縦99m×横28mm×厚み11mmと言うケースの中に何と4TByteと2TByteと言う、少し前なら考えられない容量のメモリーが入っているのです。
しかもこの「SPEEDSSD」は2280サイズのM.2 SSDを使用しているだけでなく、ケースはユーザーが開閉する事ができる様になっていますので、例えば元々入っていたM.2 SSDの調子が悪くなったので換装すると言った作業もユーザー自身が行えますし、複数の2280サイズのM.2 SSDを持ち歩いて、用途別にSSDを差し直して利用すると言った使い方もできます。
ただ注意すべき点はM.2 SSDは結構相性等があるので、元々入っていたM.2 SSDと同じメーカー、同じシリーズのM.2 SSDと交換するのがベストです。
冷却ファン内蔵
次にこの「SPEEDSSD」の特徴として挙げられるのが冷却ファンを内蔵している点です。
M.2 SSDのメリットとしてアクセススピードが早い事がSATAからM.2 SSDへと移行する理由の1つでもあるのですが、デメリットとして大量の電源を消費して発熱する事が挙げられます。
そしてその発熱を無視して使用し続けると熱暴走を引き起こして、Windowsマシンであれば、ブルースクリーンが出ると言った事態へと移行してしまいますし、それよりも大事なデータが飛んでしまうと言う心配も出て来ます。
そこでこの「SPEEDSSD」では冷却ファンを内蔵する事でM.2 SSDの温度が50℃以下に保たれる様に、放熱板の効果と共に保つ様になっています。
シリコンシェルで衝撃から保護
そしてまたこの「SPEEDSSD」は放熱の事も考慮してジュラルミンの様な航空機グレードのアルミ合金を使用していますので、総重量も49gと非常に軽いのですが、それにプラスして落下等の衝撃からケース及び内部の回路やM.2 SSDを保護するシリコン製のシェルケースが付属しています。
この「SPEEDSSD」はコネクタにM.2 SSDが差し込んでありますので、どうしても落下等による衝撃でその接続部分に衝撃荷重がかかったりして、接触不良や破損を起こしたりたりと言う原因となるのですが、そう言った部分もしっかりと保護する様に考えられていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。