みなさんは青白い光を照射しながら建物内を移動するロボットをテレビやネットを流れる動画で見られた事はありますか?
もの青白い光は紫外線を可視化したもので実際には目には見えないのですが、254nmと言う波長の紫外線を照射する事でロボットの周りに浮遊していたり、建物や家具、その他モノに付着しているウィルスや細菌と言ったもの殺菌する為のロボットです。
この254nmの紫外線は非常に強い殺菌力を持ち、人間が浴びると皮膚ガンや白内障を生じさせたりするとても強力な紫外線である反面、前述した様に非常に強い殺菌能力を持っています。
そこで今回は、そんな非常に強い殺菌能力を持った紫外線ランプを内蔵した空気清浄機「Clean-tech」をご紹介致します。
HEPAフィルターとUV-C殺菌の2段フィルター
この空気清浄機は構造が非常に単純で、底面吸気の上面排気と言うタワー型の空気清浄機では一般的な構造を踏襲した空気清浄機となっています。
そしてフィルターと呼べるフィルターは底面のHEPAフィルターしかなく、しかもPM10以上の大きな粒子を除去するフィルターのみしかありませんので、複数のフィルターを何層も重ねた空気清浄機と比べてコストパフォーマンスは非常に良いと言えます(サージカルマスクよりN95マスクの方が高価な様に細かな粒子を除去できるHEPAフィルターほど高価になりますので)。
そしてHEPAフィルターを通過したものはPM10以下のものとなるのですが、自宅内で使用するのであればNOx等は一定期間しか大陸からはやって来ませんし、VOC(揮発性有機化合物)等は紫外線で分解されますので、ある意味、空気清浄機能とコストパフォーマンス共にバランスの取れた空気清浄機と言えます。
トルネード気流で効率的に殺菌
そしてこの「Clean-tech」ではHEPAフィルターを通過したウィルス、細菌、バクテリアと言ったものを含んだ空気はファンによる空気の吸い上げで底部から上部へと吸い上げられて行くのですが、この時に「Clean-tech」は渦巻き状の気流を発生させる事で空気がUV-Cランプに暴露される時間を長くし、より確実な殺菌効果を実現しています。
しかも320mmと言う家庭用では絶対に使われないであろう24W 254nm UV-Cランプを使う事でほぼ確実に殺菌が可能となります。
ReflectTechミラーコーティング
またこの「Clean-tech」では殺菌力、殺菌効率を上げる為にステンレス鋼よりも30%反射率の高いReflectTechコーティングを本体内部の空気が通って行く筒の中に施しています。
このReflectTechコーティングはUV-Cランプから照射された紫外線を反射する事で「Clean-tech」を流れる空気への紫外線の照射量を増やして殺菌能力を上げるほか、微粒子が内壁に付着するのを防止する役割も持っています(空気との摩擦により静電気が発生して微粒子が内壁に付着するのですが、それを防止します)。
なおHEPAフィルターにおいては空気の比較的綺麗な場所で使用するのであれば最大1年は交換不要(空気の汚れた地域であれば最低6ヶ月で要交換)となっていますので、詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。