サードパーティー製のデジタルカメラをスマートフォンを使い、撮影から撮影のコントロール、そしてデジタルカメラのメモリー内の画像を見る為の装置はたくさんあります。
これら装置を使う1番の利点はカメラの設定をメモリーしておき、シーンに合わせてオリジナルの設定を呼び出して撮影できる事と、A社では備わっている撮影モードでもB社では備わっていない場合、たいてこう言ったサードパーティー製のコントローラやアプリでは考えられる撮影手法(ISO値を変えながら、絞り値(F値)を変えながら、シャッタースピードを変えながらの連続撮影)を網羅している事です。
またタイムラプス撮影や、バルブ撮影等は簡単にスマホを操作するだけで長時間撮影する事も可能で、今回はそんなコントローラーの1つ「UNLEASHED ’22」をご紹介致します。
世界最小のカメラコントローラ
今回紹介する「UNLEASHED ’22」の特徴の1つとして小ささが挙げられます。
これまでの同ジャンルのコントローラは動作状態を表示するモニターが付属していたり、コントローラそのもので様々な撮影設定ができるものもあったりと、スマホがなくても単独でも動作するものが多くあり、単独で動作する為には必ずバッテリーを搭載しなければいけません。
その為、カメラシューに固定にしたり、別途カメラとコントローラを合体させる為のコネクタパーツを用意したりと、バッテリーパックよりも大きく撮影を始めるまでの下準備が結構大変なのですが、この「UNLEASHED ’22」は各社で呼び名は違いますが、リモコンを接続する端子に直接差し込む事が出来るだけでなく差し込んだまま手持ち撮影しても邪魔にならないサイズであると言うのが大きなポイントです。
しかも電源はカメラから給電するので、コントローラのバッテリー切れを心配する事なく何時間でもカメラのバッテリーさえ持てば何時間でも撮影する事ができます。
更にカメラのHDMI出力端子に接続するケーブルも機種別に用意されており、「UNLEASHED ’22」を通してカメラ内に記録された画像や動画を閲覧したりスマートフォンにコピーしたりする事もできます。
ジオタグを記録
そしてこの「UNLEASHED ’22」の機能の1つとしてスマートフォンのGPSが受信した位置情報を接続しているカメラで撮影したファイルにジオタグを付加して記録する事ができる機能を持っています。
カメラの中にはGPSを搭載してジオタグをカメラ自ら付加するものもありますが、古いカメラであったり最新のものでもGPSを内蔵していないカメラメーカー純正、サードパーティー製を問わずGPSモジュールを接続しませんとジオタグをファイルに付加する事はできませんが、この「UNLEASHED ’22」を使う事でGPSモジュールを使わずジオタグを付加する事ができるのがこの「UNLEASHED ’22」のメリットです。
またジオタグを付加する事で後々、いつどこで撮影したのかが分かりますし、ファイルの整理にも役立ちます。
初心者に優しいシンプルな設定メニュー
またこの「UNLEASHED ’22」はスマートフォンをずっと接続した状態でないと撮影できないと言うデメリットはあるものの、メニューや設定方法は初心者の方でも分かり易い様に簡単なインタフェースとなっているだけでなく、一度使った撮影状態はメモリーしておき、簡単に呼び出せて使える様になっているのもポイントです。
またタイムラプス撮影などは何時間で何枚撮影するのかを設定するだけで自動的に撮影間隔を割り出して撮影してくれる他、撮影枚数とフレームレートを設定する事で何秒の映像が撮影できるか計算してくれたりとパッと見るとどう言ったファイルになるのか確認したりする事もできます。
またこの他にも様々な機能がありますので、この「UNLEASHED ’22」が使える機種も含めて詳細は下記URLでご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/foolography/unleashed-22
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