大勢でファイルをシェアして作業する場合、クラウドを使うのが1番便利ですが、クラウドサーバーを使うには殆どのPCがモバイル通信モジュールなんてものは搭載していませんので通信できる場所、つまりWiFiで通信できる環境が必要です。
これが自分のオフィスであったりレンタルルームであったりするのであればWiFiの利用も安心して出来るのですが、例えばカフェやファミレスに数人で集まって作業を行うと言った場合、フリーのWiFiでは情報漏洩の危険性もあるのでオススメではありませんし、フリーのWiFiスポットに偽装したPCやデバイスをハッキングしたり情報を抜く為の偽装WiFiスポット等もあり無料だからと安易に使うのはオススメ出来ません。
そこで今回はWiFiの環境がなくても複数でファイルのシェアが可能なワイヤレスSSD「AIRmini」をご紹介致します。
最大転送スピード900MB/s
今回紹介するワイヤレスSSD「AIRmini」の特徴は何と言ってもワイヤレスでの転送スピードが早い事です。
とは言っても「AIRmini」に接続する側のPCやスマートフォン、タブレットのスペックによって転送スピードは大きく左右されますが、それでもWiFi6をサポートするデバイスであれば最大900MB/sで通信する事ができますので、これはUSB 3.1接続な外付けSSDやHDよりも高速です。
しかもこの「AIRmini」は非常にパワフルで、最大12台のデバイスを同時に接続する事ができるのですが、例えば4台のデバイスが同時にファイルを転送した場合、400〜700MB/sとマシンのスペックやパワーによって転送スピードにばらつきはあるものの、SSDのデータ転送スピード2200MB/sまでの範囲なら転送スピードをシェアしてどのデバイスもストレスなくファイルのやり取りが可能な上、バッテリー内蔵で最大10時間連続使用が可能でテーブルの上に置いておけば、後は個々人がWiFiで接続して利用するだけなので使い勝手も申し分ありません。
では他の同ジャンルのワイヤレスSSDはどうかと言うと、これはWiFiルーターと同じで、どう言ったコントロールチップを使っているか、バッファ用のメモリーをどれだけ積んでいるか等と言った問題に左右されるのですが、この「AIRmini」の様にSSDの転送スピード限界までリソースをシェアして通信スピードを確保すると言った様なワイヤレスSSDはほぼ見かけた事はないので、このスペックが本物なら非常に楽しみです。
Thunderbolt3サポート
そして「AIRmini」は有線での接続も出来るのですが、有線ではThunderbolt3に対応しており最大2200MB/sでのファイル転送が可能なので、これはもう内蔵のSSDとスピードはほぼ変わりませんので、間違いなくストレスフリーで使えます。
また「AIRmini」はSSD容量1T,2T,4TByteの3つのバリエーションが用意されていますので、動画配信用のソース映像等を保存すると言った利用の仕方も出来る上にAES256で暗号化されていますので万が一、落としてしまったとしてもファイルの暗号が破られて動画流出すると言った事もありませんので安心して持ち歩けます。
ボタンをポチッでバックアップ
そしてこの「AIRmini」はもちろんPCのバックアップ用メディアとしても利用する事ができるのですが、この「AIRmini」が便利なのが「AIRmini」の側面のボタンをポチッっと押すだけで、PCが「AIRmini」に接続されていればその操作だけでPCのバックアップファイルを「AIRmini」上に作成してくれる事です。
これはかなり便利で、いちいちケーブルを探して来てSSDを接続してと言う手間を省いてバックアップしてくれますので、もうバックアップを怠っていた事によってSSDが壊れて泣く様な事もなくなりますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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