みなさんは定規を使って長さを計測したり、線を描いたりする際に目盛が読み辛いと感じる様な事はありませんか?
その要因は定規の目盛と実際に描かれた線との間に定規の厚みの分だけの距離があるからで、線から目盛の文字までの距離がある事で、これら線や目盛がズレて見えてしまうので、上から覗き込まないと正確な長さが分からないからです。
そこで製図用などには昔から正三角柱の形状をした定規があり、この定規の場合、目盛と紙の上の線がほぼ密着していますので、真正面や上から真っ直ぐに覗き込まなくても、多少斜めから見ても線と目盛が密着している事でズレて目盛を読むと言う事はありません。
そして今回紹介する定規「30° Ruler」も三角定規の60°の半分の30°の角度しかつけられていませんが、角度をつける事で目盛が読みやすくなおかつ厚みが抑えられていますので筆箱や道具箱に入れて持ち歩きやすくもなっています。
あらゆる角度から見易い
今回紹介する定規「30° Ruler」には30°の傾斜がついており、この傾斜をメリットは被視野性の向上です。
定規に傾斜をつける事で例えば紙に描かれた線と目盛との距離が縮まりますので、真上から定規を覗き込まなくても斜め横からでも計測したいポイントと定規の目盛の位置のとの整合性がつきやすくなるので、採寸間違いが少なくなります。
更にこの定規「30° Ruler」にはミリ単位の目盛まで刻まれていますので、センチ目盛や5mm単位の目盛からいくつ目と言った計測の仕方をしなくても、目盛の線とあった部分の数字を見れば良いので、間違いがない上に計測も非常にスムーズに行う事ができると言う訳です。
取り上げやすく、押さえやすい
また目盛が描かれている反対側の厚みのある部分は丸みを持たせ、ちょうど横から見ると水滴の様にも見えるのですが、定規を持ち上げる際にこの絶妙な隙間に指を滑り込ませて持ち上げる事ができるので、引っ掛からないくらい短く切った爪でも楽々と持ち上げる事ができます。
また定規を使っていて線を描いたり、カッターナイフを使って紙を切ったりする際に定規が動いて直線が曲線になったり、曲がって切れたりと言う経験をされた事があると思いますが、この「30° Ruler」ですと丸みを持たせた部分を指先で摘まんだ状態で定規を固定する事ができますので、そう言った定規が動いてと言う失敗がなくなります。
安定感を増した真鍮製
また従来の「30° Ruler」はアルミ合金が使われていたのですが、今回の「30° Ruler」では真鍮が使われています。
そして真鍮を使うメリットは安定性です。アルミは非常に軽い金属なので、持ち歩くと言う点においては軽くて良いのですが、線を描く、カッターを当てて切ると言った事を行うと軽い分、動きやすいと言う欠点が出て来ますが、真鍮にする事で重みが出て安定性が増すので動き辛くなりますし、色的にも黄土色をした真鍮は温かみがありますし、ゴージャスさもあります。
またラインナップとしては従来通り、15cm、20cm、30cmで目盛はcmとインチの両方が両面に印刷されているのは変わりませんので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/orangeredlife/30-ruler-the-most-innovative-ruler-ever
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