次世代モビリティーとして今大注目の電動キックスクーターですが、最近の道路交通法改正では、スピードが出なければヘルメット不要、免許不要で乗る事ができる様な電動キックボードも出て来ていますが、走行は基本的には車道で車やバイクと一緒に走る事になりますので、横をビュンビュンと通り抜けて行く車やバイクの側を走らせると言うのは、結構勇気が必要です。
ただ電動キックボードの中にはもっともっとスピードを出せるものもあり、こう言った電動キックボードは原付二種登録を行い、小型限定普通二輪免許ないしAT小型限定普通二輪免許を持っていれば公道を走らせる事も可能なうえ、車やバイクと同じスピードで走らせる事ができますので、こちらの方がかえって安全です。
そこで今回はパワフルに舗装されていない道路も安定して走行可能な電動キックボード「Segway KickScooter P65 & P100S」をご紹介致します。
ほんの少しの保安部品を足すだけで公道を走行可能
日本において電動キックボードを公道で走行させる場合、保安基準と言って安全に走行する為のパーツを取り付けていればナンバープレートが取得でき、そして晴れて公道を走行させる事ができます。
そして電動キックボードにおいて必要なのはヘッドライト、ウインカー、バックミラー、クラクション、ブレーキランプと言った、走行する上で自分も周囲のドライバーも安全に走行する為に必要なパーツを取り付けておかなくてはいけません。
ただこの中でもヘッドライトやブレーキランプを備えた電動キックボードは多いのですが、ウインカーを備えたものはそうは多くなく、これが1つのネックとなるのですが、今回紹介する「Segway KickScooter P65 & P100S」はヘッドライトやブレーキランプはもちろん、ウインカーは何と前後に備え前方から向かって来る車両だけでなく後方を走る車両にも方向転換する事を知らせる事が出来る様になっていますし、この電動キックボードに必要なのはミラーとクラクション、そしてナンバープレートを取り付ける為の固定金具だけですので、公道を走らせるまでのハードルは非常に低いと言えます。
フレームダンパーとトーションバーサスペンション
そしてスタンダードな電動キックボードには、何のショックアブーソーバーも内蔵していませんので、地面の凹凸から受ける衝撃はそのまま足やハンドルを握る手を通じて身体に伝わるだけでなく、その衝撃が原因でバランスを崩して転倒すると言う自体を引き起こすかもしれません。
しかも高速で走行する電動キックボードが受ける衝撃はスピードに比例して大きくなりますので、この電動キックボードでは前後どちらのタイヤにも地面からの衝撃を和らげるフレームダンパーを備えています。
更にこの電動キックボードにはP65とP100と言う2つのバリエーションがあるのですが、P100に至ってはフレームダンパーに加えトーションバーを前後に内蔵しており、更に安定して走る事ができるだけでなく、車体姿勢も安定して保つ事ができる様になっています。
また安全性で言えば10インチの大口径のチューブレスタイヤを備えるだけでなくP65はフロントのみディスクブレーキを備えているのですが、48km/hまでよりスピードが出せるP100は前後にディスクブレーキを備えている為、より短い距離で安全に停止できる様になっています。
走行性能
そして気になる走行性能ですが、P65は500Wモーターを搭載し最大時速は40km/h、バッテリー搭載容量は561Whで最大航続距離はおよそ65km、そしてP100は650Wモーターを搭載し最大時速は58km/hで1086Whのバッテリーを搭載する事で最大100km走行する事が可能になっており、ボードの横幅は22cm強の幅があるので、両足を揃えてと言う乗り方は出来ませんが、割と横幅も広めなので高速走行しても安定して走らせる事ができます。
また電動キックスクーターはIPX5防水なので多少の雨なら走行可能ですが、冠水した道路の走行はバッテリーはIPX7防水で問題ないのですが、基本はNGです。
そしてセキュリティー面ですが、登録されたNFCカードかパスワードによってしか電源は入らない様になっており、P100は40kgあるのですが、ハンドル部分を折り畳んで持ち歩ける様にはなっていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/segway-ninebot/segway-kickscooter-p-series-premium-e-mobility
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