今使っているSSDの読み書きスピードが遅くていつもイラッっとするので早いSSDを探していると言った場合、最も気を付けなければいけないのは、SSDの接続インタフェース、つまりUSB規格としてどのバージョンのUSB規格を採用しているかです。
USB3.2 Gen2でしたら最大10Gbpsでの通信が可能ですし、Thunderbolt3やThunderbolt4、そしてUSB4でしたら最大40Gbpsでの通信が可能ですが、ThunderboltとUSB4ではUSB-Cコネクタを使ってはいますが、全く別な規格であり、使っているPCがどちらの規格を使っているのかが非常に重要になって来ます。
更にSSDの内部的な事ですが、M.2 NVMe SSDのコントローラとしてPCIe Gen3x4を使っているかPCIe Gen4x4もアクセススピードには大きく影響し、いくら転送スピードの早いSSDを使ってもこのコントローラーの規格が古く遅くては快適な操作は出来ません。
ですが今回紹介する「ZikeDrive」は現在、最新最速の規格をサポートしていますので、今後PCを買い換えたとしても安心です。
M.2 NVMe SSDケースを利用するメリット
市販されているSSDと、今回紹介する「ZikeDrive」の様なM.2 NVMe SSDを内蔵できるケースを使う大きな違いは、市販されているSSDはM.2 NVMe SSDの劣化によって読み書きのスピードが遅くなって来た時にSSDそのものを買い換えてデータを移さなくてはならず、もしケースを開ける事ができてM.2 NVMe SSDを交換する事が出来ても、SSDへの読み書きが出来るかはやってみないと分かりません。
一方こう言ったケースは、規格さえ合っていればどのメーカーのSSDを内蔵しようとも使えますし、この「ZikeDrive」は2280サイズのM.2 NVMe SSDが内蔵できるのですが、1番シェアの大きいサイズのSSDを採用している事で安価に大容量で高速なSSDに交換、搭載する事ができ、最大で4TByteまでのSSDを搭載する事ができます。
驚異的なスピード READ:3.8GB/s WRITE:3.1GB/s
次にこの「ZikeDrive」ではインタフェースコントローラとしてUSB4、NVMe PCIe Gen 4X4を採用する事で、読み込みスピードは最大3.8G/s、書き込みスピードは3.1GB/sと非常に高速になっています。
これがUSB3.2 Gen2を採用したSSDですと読み込みスピード1GB/s前後ですから1/3程度のスピードとなりますので、いかにUSB4が早いかが分かります。
またこの「ZikeDrive」は書き込みスピードが読み込みスピードとあまり変わらないのも魅力的な所で、一般的なSSDは書き込みスピードが半分とか1/3とかになってしまいますので、この書き込みの速さは動画を編集されておられる様な方には嬉しいと言えます。
ただこのスピードはあくまでも理論値であり、搭載するM.2 NVMe SSDの読み書きスピードが「ZikeDrive」の読み書きスピードを下回れば下がりますので、M.2 NVMe SSDとの組み合わせは非常に重要ですが、よく分からないと言う方はオプションで用意されている1T、2T、4TBのSSDからチョイスすると安心です。
USB4通信ケーブル内蔵
更にこの「ZikeDrive」にはUSB4規格に準じた通信ケーブルを内蔵しているのも安心な所で、今、USB4対応のケーブルはまだまだ数も少なく、表記されている製品スペックからUSB4に対応しているのかどうか判断するのもあまり詳しくない方ですと大変ですので、そう言った意味でケーブルが付属しているのは安心です。
またケーブルを内蔵しておけると言うのも、使いたい時にケーブルがなくてデータの転送ができないと言った様な事を防ぐ事ができますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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