iPhone 12シリーズ以降のPro、Pro Maxを持っておられるみなさん、3Dスキャナ機能を使ってみられた事はありますか?
iPhone 12シリーズ以降のPro、Pro MaxにはLiDARセンサーと言って赤外線レーザーを照射する事で3次元的に距離を計測すると言うセンサーが搭載され3Dデータを簡単に作成する事ができ、アプリの中には部屋の間取りを3Dデータ化できたりする様なものもあります。
ただやはり専用の3Dスキャナに比べると撮影の仕方によって誤差は大きく出たりしますのでちゃんとした3Dデータをスキャンしたいのであれば専用機を使うのが1番です。
そこで今回はハンディータイプのスキャナで5cm角四方のものから4m四方のもまで3Dスキャン可能なハンディースキャナ「Revopoint RANGE」をご紹介致します。
車1台もあっと今にスキャン可能
今回紹介するハンディー3Dスキャナ「Revopoint RANGE」は、今回Kickstarterにおける募集においては10万円を遥かに切る価格でありながら、5c四方の小さな置物やフィギュアから最大4m四方の家具であるとか車の様な大きなものまで3Dスキャンできるだけでなく、スキャンスピードが早いのが特徴です。
この「Revopoint RANGE」は焦点距離が300mm〜800mmそんなにスキャン対象物から離れてスキャンする事はできないものの、1回あたりのスキャン面積が360mm x 650 mmと非常に広くなおかつ1秒あたりのスキャンは12〜18回と非常に高速でスキャンする事ができる仕様になっていますので、この「Revopoint RANGE」の最大解像度は0.1mmと非常に細かいだけでなく高速スキャンによって1台の車をスキャンし終えるのに数分程度しか時間を要しないのが最大の魅力です。
これが1世代前の同等の解像度やスキャン面積能力を持ったハンディースキャナでしたら数時間かかる作業でしたが、ブレる手持ちのスキャナでありながらこの解像度とスキャンスピードは驚異的で、これならスプレーで色を塗るかの様な動きでスキャンできるのでスキャンする側も非常に楽です。
フルカラースキャンが可能
そしてこのハンディースキャン「Revopoint RANGE」は3Dスキャンを行うと同時にカメラによって画像も一緒に撮影する事で、3Dスキャンしたデータに色データを追加する事ができますので、実際に見えているものを簡単に3Dでデータ化する事ができるのです。
ですから例えば愛犬や愛ネコを3Dスキャンしてフィギュアを作ると言った事ももちろん可能ですし、お気に入りの置物やフィギュア等の3Dデータを予め撮影し保存しておく事で、万が一摩損してしまった時などに復元用のパーツを簡単に3Dプリンターなどで作る事ができます。
更にこの「Revopoint RANGE」には初心者でも簡単に3Dスキャンや3Dデータの加工等が行える”Revo Scan”と言うアプリがWindows、Android、MacOS、iOS向けにリリースしており、iPhoneやiPadでも3Dスキャンが可能なので、屋外にあるものを3Dスキャンしたりする際にも便利です。
耐荷重200kgのターンテーブル
そしてこの「Revopoint RANGE」には専用の耐荷重200kgのターンテーブルがオプションで用意されています。
ターンテーブルはスキャナを固定した状態でスキャン対象物を回転させながらスキャンする際に利用するのですが、ハンディースキャナですとどうしてもスキャナを持っている手を完全に静止させるのは難しいので誤差が大きくなりますのでスキャナを固定し3Dスキャン対象物を回転させた方がより精密にスキャンする事が可能です。
ですから例えば自分そっくりのアバターを作ったり、フィギュアを作ったりと言った場合に自分がスキャナの上に乗って回った方が、より精密にスキャンできますし、エンジンなどのレプリカを作ったりと言った場合もスキャナを動かすよりはエンジンを回転させてスキャンした方がより精密にスキャンできますので、そう言う用途に使う予定がある方はターンテーブルは必須ですので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2125914059/revopoint-range-big-scans-big-detail
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