一般的な電動ツールとは違いペン型ツールはコンパクトで携帯性に優れているだけでなくペン型にする事で軽くでき、鉛筆やボールペンを持つ様な持ち方で持つ事ができるために細かな作業にも向いています。
一方でペン型ツールはモーターやバッテリーと言った重さのあるパーツを内蔵しているため、握って際に重いとは感じてはいなくても長時間持って作業しているとその重さはボディーブローの様に腕に蓄積し、2〜3日経過した頃にあれ?何かしたっけ?と思うくらいに手の使いすぎで腕が痛くなったりする事があります。
しかも今回紹介する「GC6」の様なワイヤレスリューターは削る作業に使用しますので、ペン型電動ドライバーよりもはるかにずっと握った状態が続くため、影響は大きくなりますので、この「GC6」はボディーにカーボンファイバーを使い軽量化する事で腕への負担を軽減しています。
ジェスチャーコントロール
今回紹介するペン型リューター「GC6」において最も興味深いのは、「GC6」を回転させる事でリューターを動かせる事です。
ペン型の電動ドライバーの中にも回転させる事でドライバービットを回転させる事ができるものがありますが、ペン型リューターではおそらくこの「GC6」が初めてで、回す量によってビットの回転スピードを1000rpm→1500rpm→2000rpm→2500rpm→3000rpmと4段階にスピードを変える事ができます。
そしてリューターは基本的には時計回りにしか回転しませんが、この「GC6」は何と反時計回りにも回転する事ができ、右回りだけのリューターでは難しかったヤスリを使った表面の細かな仕上げなどがこの「GC6」では行う事ができます。
そして「GC6」を回転させてコントロールする事が難しい場合、スマートフォンに専用アプリをインストールしペアリングする事で専用アプリに表示されたボタンをタップする事でも回転スピードや回転方向をコントロールする事も出来ます。
最大トルクは驚異の150g・cm
次にリューターは削る作業がメインなため、ヤスリなどを材料に強く押しつけると摩擦が高すぎて先端ツールが止まってしまいますので、バッテリー駆動のリューターと言うのは長く製品としては出て来なかったのですが、この「GC6」は150g・cmと、ACコンセントから電源を取るタイプのリューターにトルクは大きく及びませんが、ワイヤレスリューターの中ではダントツにトルクが高く、木材やプラスチックと言った柔らかい素材に対しては先端ツールを素材により強く押しつける事で早く削る事ができますし、石、鋼、アルミニウム、金、ガラス、セラミックや翡翠などの結晶/鉱物などの素材を削ったりする作業にも使えます。
磁気充電システムを歳用
次にペン型ツールの多くはUSB-Cコネクタを備え、USB-Cコネクタに充電ケーブルを差して使用するのが一般的なのですが、この「GC6」では磁気充電システムを歳用しており、磁気コネクタを吸着させて確実に充電が行えますし、磁気コネクタなのでもし万が一、ケーブルを引っかけた際に電動リューターごと飛んで行ったりする事がありません。
そしてケースにペン型リューターを収納した状態でも磁気コネクタをケースに貼り付けて充電が行えますし、オプションで用意されているスタンドにも充電コネクタを備えており、充電スタンドに磁気ケーブルを接続しておき、自宅やオフィスやアトリエでは必ず使わない時にはスタンドに戻す様にする事で切れ目なく電気の補充が行えますし、スタンドにはビットを最大8本立っておく事ができ、ビットの交換なども素早く出来る様に考えてあります。
合計39種類のビットが付属
そしてこの「GC6」にはリューター本体を収納する為のケースに彫刻ビットを30種類、研磨ビットを9種類が収納されており、一般的な加工であれば付属のビットでほぼ対応する事ができますし、市販の直径2.35mmのビットをこの「GC6」でも利用する事ができますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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