みなさんが使っているカッターナイフは、厚みのあるダンボール箱やちょっと硬いモノを切ると刃が折れたり、切っている最中に途中で刃が咬んでしまって止まってしまう事がよくあります。
その刃が途中で止まるの原因は、カッターナイフの刃を折れる様にする為に刃の厚みを薄くしている為です。
その為に切断面が広がらないので、切断した素材が刃の両面から押さえ込む形になり刃が進まなくなるのです。ですから出刃包丁の様な刃の厚みのあるものの方が、素材を切断して切り離すのには向いています。
そこで最近はカターナイフの用に折って刃を新しくはできませんが、刃を交換する事で切れ味を取り戻す事のできるK5ブレードと言う、台形の独特の形をした刃を利用するEDCナイフが流行っています。
このK5ブレードは一般的な文具用として売られているカッターナイフの刃の倍の厚みがあり、硬い強化ダンボールや、木材を削ったりと言った事が平気でできる刃で、中にはこのK5ブレードを使った”ヒゲ剃り”等もあり、様々な用途に使われています。
そして今回はそのK5ブレードを使ったEDCナイフ「G10 Praetor Pocketblade」をご紹介致します。
さて、まずこの「G10 Praetor Pocketblade」の特徴として挙げられるのが折り畳みではない事です。
ポータビリティー性を持たせる為には刃を安全に収納する必要があり、その為にK5ブレードを使用したナイフの殆どは折り畳み式になっています。
その為に刃を出せば自動的にロックされる様になっており、間違っても切断作業している際に刃のロックが外れて折り畳まれて指を切断すると言う事はない様に複数のフェイルセーフが施されていますが、それでも折り畳めるの姿を見ると目一杯力を入れるとロックが外れて折り畳まれるのではないかと気が気ではありません。
ところがこの「G10 Praetor Pocketblade」はそもそも折り畳み式ではないので、折り畳まれて指を怪我すると言う様な事を考えなくても大丈夫です。
更にこの「G10 Praetor Pocketblade」にはホルスタータイプのナイフケースが付属しており、そのホルスター型のケースがまた格好いいのです。
そしてそのホルスター型のケースとナイフブレード本体両方にネオジウム磁石が内蔵されており、磁力で引き合いしっかりと100%刃の部分を吸い込んで収納できる様になっている他、抜く時に捻った状態で真っ直ぐに引き上げないと抜けない様な構造になっていますので、誤ってナイフに手が当たりナイフがホルスターから抜け落ちて怪我をしたりする事がない様にもなっています。
そしてナイフをバッグの中やポケットの中、道具箱の中に入れて持ち歩く様な時でホルスター型のケースが大きすぎて邪魔になると言う時は、刃先だけを覆うガードも付属しており、このガードも磁力で刃にしっかりと食い込む様になっており安全に持ち運べる様になっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
また替え刃のK5ブレードは大手ECサイトでカッターナイフの刃と同じ様に手軽に購入する事ができます。
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