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最大4つの回路を同時に監視する事ができるAC/DCどちらも計測可能なワイヤレスクランプメーター「Pokit Clamp」

電気工事で使用する検電器とクランプメーターの大きな違いは検電器は電気が通っているかどうかのチェックしか出来ないのに対して、クランプメーターは何アンペアの電流が流れているのかと言う事が分かりますので、太陽光発電設備などで同じ位置、同じ方向に向いている太陽光パネルをチェックした際に1枚だけ電流の少ない(発電量の少ない)パネルを見つけるなどした際に、そのパネルが劣化しているか、または送電回路やコンディショナーな故障や劣化している事の判断材料となりますので、早期に修理するのに便利です。

その他に家庭で使用する事はあまりありませんが、興味のある方であれば電気の使用量をリアルタイムで回路別に計測したり、もちろん自宅にある全ての電化製品の使用電力をリアルタイムで計測したりすると言った用途に使え、今回紹介するクランプメーター「Pokit Clamp」はワイヤレスで使えスマホで測定値をチェックする事が出来ます。


充電式で3ヶ月の連続計測が可能


テスターを使った電流測定では一時的に配線を外し、テスターを割り込ませた状態で計測しなければならないため、感電等のリスクが生じますが、クランプメーターは配線をクランプメーターで挟み込むだけで電流の計測が行えるため安全に計測を行う事が出来ます。

しかもこの「Pokit Clamp」は充電式で最大3ヶ月は充電フリーで使用できる上に、計測したデータはバッテリーがゼロにならない限りはクランプ内に保存されスマートフォンでBluetooth経由で接続した際にデータはスマートフォンを送る様になっているため、常にクランプメーターを見て監視していなくても良いため、ソーラーパネルの発電がおかしいと感じても素人ではどうなっているのか分かりませんが、詳しい発電ログなどを系統毎に残して比較する事で、完全に壊れてしまう前に問題を見つける事が出来ます。

しかもこの「Pokit Clamp」では同時に4つのワイヤレスクランプを登録しておく事が出来ますので、自宅のソーラーパネルでしたら全ての系統を全て監視する事が出来ますし、最大1000V/600Aまで計測が可能なので町工場の3相電力などの計測が行えます。


オシロスコープ


次にこの「Pokit Clamp」ではAC回路を計測する際にオシロスコープの様に波形まで計測する事ができます。
これは一般的なクランプメーターにはない機能で、AC回路の計測において波形が分かると言う事は、太陽光発電設備のチェックで太陽光パネルから発電されたDC(直流)の電気をAC(交流)に変換するパワーコンディショナーと言う装置があるのですが、インバータで生成するこの波形が綺麗なサインカーブを描いていなかったり、波形が関東より東であれば50Hz、関西より西であれば60Hzでなければ明らかにインバータの故障を見つける事が出来ます。
そしてこう言った完全に故障してしまう前に設備の異常を発見する事で電力供給している電化製品に対する悪影響を早期に予防する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/pokitmeter/pokit-clamp

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