よくネット通販等を見ていると、実店舗では見かけない様な、片方はUSB-A端子1個なのに対して反対側はmicroUSB、Lightning、USB-C端子を備えた3つ又のケーブルになっている様な充電ケーブルを見かける事がよくあり、iPhoneとワイヤレスイヤホンやGoPro等を同時充電する事ができて便利です、なんて謳い文句が書かれていますが、1つのUSB-A出力から出力される電力は決まっており、2つのデバイスを同時に充電されるとそれぞれが異なる電圧では充電できない事から急速充電もできません。
その為に製品が使っているケーブルの品質や充電ケーブルの内部回路の設計や使用されている充電制御用のICにもよりますが、5V/500mAなんて電力でしか充電できず、いつになったら充電が終わるの?と言った事が起こります。
ましてやそれがUSB-Cとなると、これまた外見はUSB-Cなのに規格はUSB3.1Gen1とGen2があり、Gen1のケーブルを選ぶと最大5Gbpsでの通信スピードしかサポートしておらず10Gbpsの通信ができませんし、充電に関してもUSB-C PD対応と書かれていても最大18W()V/2A)での充電しかサポートしていないケーブルもあり、見た目では全く分かりませんし、スペックを隅から隅まで見ないと分かりません。
そこで今回は充電電力、そしてデータの伝送スピードを担保したユニバーサルケーブル「Charby Edge」をご紹介致します。
変換コネクタのついたUSB-Cケーブル
この「Charby Edge」は1本のケーブルが分岐された様なケーブルではなく、ベースはUSB-C PD 100W(20V/5A)出力の対応ケーブルですので、もちろん100W出力をサポートしたUSB-C電源を使用しこの「Charby Edge」を使いMacBook Pro等に接続すれば100W電源を接続したと認識して100Wで内蔵バッテリーの充電が行えます。
またこの「Charby Edge」にはUSB-CをUSB-Aに変換するケーブルが付属ないしプラスでき、QuickCharge3.0等の急速充電に対応したUSB電源に接続する事で、そのUSB電源の性能いっぱいの充電電流でデバイスを充電する事ができる他、Lightining/microUSBのハイブリット変換ケーブルも付属しており、iPhoneやiPad、そしてmicroUSBインタフェースを備えたUSBデバイス各種を充電する事ができます。
またこの「Charby Edge」には充電コントロール用のICが内蔵されており、USB-C PD対応電源を利用してデバイスを充電した場合、USB-C電源がサポートしていなくても充電コントローラーが充電する為に接続したデバイスがQuickCharge2.0/3.0に対応しているのか、PowerDelivery3.0に対応しているのか、Apple 2.4A / Huawei FCP / Samsung AFC / MediaTek Pump Expressと言った急速充電規格に対応しているかを判断して急速充電する様になっていますのでこの「Charby Edge」を使用するだけでほぼ最速でどのデバイスも充電する事ができます。
振っても外れない変換コネクタ
そしてこの「Charby Edge」に付属しているUSB-Aへの変換コネクタと、Lightning/MicroUSBのハイブリット変換コネクタは脱着可能となっているのですが、特殊なクリップ構造で脱着は容易にできるものの、振っても外れる様な事もなく、何かにコネクタを引っ掛けても脱落しない構造となっていますので、紛失の心配もありません。
そしてコネクタ部分は3万回の曲げ伸ばしテストに耐えられる構造となっていますので、iPhoneの純正Lightningコネクタの用にコネクタ部分での断線の心配もありません。
データ転送は最大480Mbps
そして1つ気を付けなければならないのは、この「Charby Edge」は充電コントローラーを内蔵した為にThunderbolt3対応ではなく、データ転送はUSB2.0の最大スピード480Mbpsである点に注意しなければなりません。
もしiPhoneと高速でデータをやりとりしたり、外付けのUSB-C(Thunderbolt3対応)のHDDやSSDと接続するのであれば、この「Charby Edge」は不向きですので、それは別なケーブルを使用する必要がありますので、充電もデータ通信も最速でと言う方にはちょっと不向きなケーブルですので、もし興味を持たれた詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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