一本の材料をいくつかに切り分ける際には、たいてい最初に材料にメジャーを当てて、切り出す寸法の部分に印をつけて行き一気に切り分ける、切り出すのが一般的なやり方です。
ただその寸法が10センチ単位やセンチ単位、5や10の倍数で切り出すのならあまり間違ったりと言う事はないのですが、たまに1本の角材から9cmを2本、17cmを2本、25cmを4本切り出すと言った様な作業を行ったりする場合、足し算を間違えて切り出したりなんて事はよくあります。
ただこの時に切り出す寸法より長く切り出していたのであればカットして目当ての寸法に修正する事ができるのですが、短いとどうする事もできませんし、長尺のパーツを短く切ってしまい余った材料の寸法が足りないとなると、また買い出しに行かなければならなかったりと言う手間が増えます。
そこで今回は足し算不要なオートメジャー「M1 Caliber」をご紹介致します。
フェンスに挟み込むだけ
まずこの「M1 Caliber」の特徴として卓上丸ノコのフェンスと呼んでいる材料を当てるガイドレールの様な役割をしているパーツに挟み込むだけでセットでき、「M1 Caliber」のローラーが材料を送った時に当たっていれば、その位置はどこでも良く比較的簡単に使用できる点です。
ただフェンスのついていない卓上丸ノコには使用できませんし、パイプパッターなども「M1 Caliber」を挟む事ができる木材をカットする卓上丸ノコの様なフェンスがついていない場合は残念ながら使用できませんので注意が必要ですが、後からフェンスの様なパーツを追加できる電動工具はありますので、今一度チェックです!!
使い方は超簡単
では実際にこの「M1 Caliber」を使ってどの様に寸法を計測するのかと言いますと、まず「M1 Caliber」の単位をセンチやミリに切り替えます。そして丸ノコの刃を下ろしてカットする材料を刃に押し当て、セットボタンを押すと表示がゼロにリセットされます。
次に切り出す寸法分だけ材料を送り、切り出す寸法の所で材料を送るのを止めたら後は丸ノコの刃を下ろし、丸ノコのボタンを押して刃を回転させてカットして切り出すだけです。
後はこの作業を延々と必要分だけ繰り返せば、簡単に材料の切り出しはできますし、何より材料に採寸した時のマークが残らないので、目に見える部分に使用する材料をカットしたりする際には跡が残らないと言うメリットもあります。
また精度も±0.5mmと精度も申し分なく、プロの方が仕事で使用されると言った用途にも問題なく使えるのがこの「M1 Caliber」ですので、もし興味を持たれてえ詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/reekon/m1-caliber-a-better-way-to-measure
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