みなさんは車を運転していてバッテリーを上げた(=充電不足になること)経験ってありますか?
昔のハイブリットでもないアイドリングストップもないガソリン車においてはバッテリーが上がる事が多かったのは夏場でした。
と言いますのも車にはエアコン、ナビゲーション….etcとたくさんの電装品が搭載されており車内の電力の使用量は明らかに年々上がっています。
それにプラスして夏場の渋滞で停滞した道路上で停止したりするとエンジンの回転は落ちているのにエアコンを付けていると電動ファンは周りっぱなしになりますし、エンジンを冷やす為に冷却ファンも高速で回転し続けますので結果的にジェネレータの発電量に対して電力消費の方が上回り、バッテリーの充電は減って行きサービスエリア等で停車しエンジンを切った後、再度エンジンを始動しようとしてもかからないと言う結果に陥ります。
ただ最近のバッテリーは高性能ですので、1度上げただけではバッテリーが劣化して充電し辛くなると言う様な事はありませんが、見た目には分かりません。
そこで今回はバッテリー状態を簡単にチェックできるバッテリーテスター「THINKEASY」をご紹介致します。
全ての12Vバッテリーをチェック可能
まずこの「THINKEASY」は乗用車に搭載されているほぼ全ての種類のバッテリーをチェックする事ができます。
昔からある鉛蓄電池、密閉式のドライバッテリー、アリドリングストップ車などに使われているEFBバッテリー、最近バイクなどに搭載される事が多くなって来たジェル状の電解液を使ったジェルバッテリーなど出力電圧が12Vであれば、どの様なバッテリーでもチェックできます。
またPanasonicのカオスバッテリー専用のチェッカーLIFELINKの様にメーカーによってはバッテリーの状態を常に監視するチェッカーがあったりしますが、LIFELINKはバッテリーを交換すれば新しいものに交換しなければいけません。
ですがこの「THINKEASY」はバッテリーを交換した後も、新しく車を乗り換えた後もずっと続けて使用できますので、1つあるとバッテリーを最適なタイミングで交換でき、まだまだ使い続けられるのに車検の度に交換すると言った様な無駄な出費を抑える事ができます。
スマートフォンで簡単にチェック
この「THINKEASY」はBluetoothでスマートフォンと接続され、スマートフォンにインストールするアプリによって精細なバッテリー診断が出来ると言うのが魅力な点です。
使い方もエンジンルームを開け、バッテリーにこの「THINKEASY」を接続し、そしてスマートフォンでアプリを立ち上げて「THINKEASY」に接続し、そして診断をスタートさせるだけで、後は「THINKEASY」がバッテリーの状態を独自のテストアルゴリズムによって解析してリポートしてくれます。
ただこの「THINKEASY」は耐熱性はないので常にバッテリーに付けっぱなしと言う様な使い方はできず、テストする度に取付、終わったら外さなければなりませんが、月に1回程度の割合でチェックする様にしておけばエンジンルーム内の点検も一緒に出来ますので一石二鳥なのではないでしょうか?
始動性や充電性能もテスト可能
またこの「THINKEASY」はエンジンの始動性もチェックする事ができます。
バッテリーは100%充電されているのになかなかエンジンがからない、こう言う時はバッテリーの始動性、つまりピーク電流値(=瞬間的に流す事のできる最大電流)が落ちているからでそう言ったものも「THINKEASY」はチェックできる他、停車状態でエンジン回転数を2500rpmに固定してチェックする事で、ジェネレータの発電性能もチェックできますので、車の経年劣化と共に発電機の性能劣化でバッテリーが充電されない状態になっていると言う事もこの「THINKEASY」ではテストできる様になっており、JIS規格のバッテリーにも対応していますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ericwang/thinkeasy-check-automotive-battery-on-your-phone
この記事へのコメントはありません。