被写体をグルグルをぶん回しながらの撮影、バレットタイム撮影が驚くほど簡単にできてしまう「Orbit」

みなさんはバレットタイム撮影と言う撮影手法はご存じですか?
1999年と今から20年以上も前に公開されたマトリックスと言う映画で随所に使われた撮影方法で、被写体の周りを360°グルグルとカメラを回転させなながら円の中心部分にいる被写体を撮影すると言う手法です。

その後、様々な作品、特にアクション作品にこのバレットタイム撮影は用いられるのですが、現在ホビーユースでバレットタイム撮影が可能なカメラはInsta360と言うカメラのみで、ロープや棒の先についたカメラをグルグルと手で回しながら撮影を行いますので基本的には撮影者の自撮りになります。

そしてそのInsta360が苦手なのが、低速移動での撮影で、どうしても人の手で回しながらになりますのでやはり回転スピードにはムラが出来ます。
そこで今回はよりクオリティーの高い作品を作りたいと言う方の為のバレットタイム撮影アダプタ「Orbit」をご紹介致します。


「Orbit」の構造


この「Orbit」はBaseユニットと呼ばれるモーターを内蔵した円筒形の筒と、その筒に接続する2本のアームで基本は構成されています。
そしてそれにプラスしてSTUDIOエディションではサークル状の脱着可能なLED照明が付属して中央にマグネットで脱着できる被写体を吊すワイヤーも付属しており、空中に被写体を浮かした状態で撮影すると言う事も可能になっています。

そしてこの「Orbit」の特徴はスマートフォンにインストールしたアプリで操作するのですが、移動スピードは自由に設定できますし、もちろんスタートとストップもスマートフォンから自在にコントロールできる他、モーター音が非常に静かなため、動画を撮影してもモーター音が録音されないと言う所が1番の魅力です。

また2本のアームがBaseユニットを中心に一直線に伸び、両方のバランスをカウンターウェイト等を使って取る事で、撮影中にカメラ等の重みやちょっとした風で「Orbit」の上下と共に映像も上下すると言う様な事はなく安定した撮影ができるのも見逃せない点です。
またアームの片方にはカメラ、反対側にはカウンターウェイトの他、照明、ホワイトボード、ブルーバックと言った様に状況や映像表現に合わせて様々なものが取り付けられる様にもなっています。


大型商品も360°回転撮影


また最近のECサイトでは、商品を360°回転転させながら確認できる画像を掲載している様なサイトも増えて来ました。
やはり実物を見る事ができない様な場合、商品を回転させながら様々な方向から確認できると言うのは購入してから、画像には映り込んでいなかった部分がこんな感じだとは思っていなかったのにと言う様な事を未然に防ぐ事ができます。
ですが基本的に360°撮影を行うにはターンテーブルと言って回転する台が必要で、スマートフォンと連動させて撮影できる様なターンテーブルは大きくてもフィギュア程度の大きさのものしか撮影できません。
となると少し大きめの炊飯器や空気清浄機の様な大きな家電製品となるとターンテーブルの上に乗せる事はできませんので撮影できないと言う事になりますが、この「Orbit」であれば被写体の周りを回転しますので、撮影する部屋の空間、そしてアームの長さ片方約84cm内に入るのであれば、多少大きなものでも撮影する事ができると言うメリットがこの「Orbit」にはあります。

またBaseユニットからクロスポイントを照射する事ができる様にもなっており、中心が簡単に出せる様になっていると言うのも外せない点です。


PRO MODELを使えば屋外での撮影も可能


そしてこの「Orbit」は上から吊しますので、屋内であれば天井に固定します。そのため、天井に穴を空けて専用ステーを固定してと言う事が必要になります。
また屋外では天井がありませんので何か天井の代わりになるものが必要ですが、PRO MODEでは屋外で使える組み立て式の台がセットになっています。
ただこれだと簡易の物干し台と物干し竿があれば代用できそうですので、もし屋外で撮影する事ができたら物干し竿を使ってDIYで吊り下げる台を自作すると言う手もありますので、もしバレットタイム撮影を行ってみたいと言う方で興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/marbl/orbit-a-suspended-orbiting-camera-dolly

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