これからの紫外線の強い季節、外出する際には強い日差しを遮る為のサングラスが必須です。
特にオゾン層が薄くなり近年では紫外線の降り注ぐ量が増えていますので、白内障のリスク等を考えると紫外線をカットする為のサングラスをして出かけた方が良いのですが、そのサングラスでも周囲の明るさや紫外線の量によって色が変わるサングラスがあるのはご存じでしょうか?
元は戦闘機のパイロットのヘルメット用の開発された技術で、紫外線を浴びると色が変わると言う性質を持った特殊な化学薬品がヘルメットのバイザーに塗られ、パイロットの目を強い紫外線から守るのが役割なのですが、その後バイク用のヘルメットに利用された後、サングラスにも使われています。
この紫外線で色が変わるサングラスですが、化学薬品を使っていますので問題になるのは連続したトンネルを入ったり抜けたりする時にトンネルを入って暫くは遮光度合いが強くトンネルの中の様子が良く見えない事です。
ただその後、液晶シャッターの技術を使い電気的に瞬時に明暗を変える事ができるサングラスが出て来て見え辛さは改良され、今回紹介しますサングラス「Dusk」はその更に先を行く技術で見やすさをコントロールする事ができます。
周囲の明るさに応じて瞬時に変化
この「Dusk」には周囲の明るさを検出するためのセンサーが内臓されており、周囲の明るさに応じてリニアに色を変え透過率35%〜3%まで変化させると言う機能を持っています。
しかもその応答の速さは0.1秒と非常に早く、例えば車を運転していて急に太陽光が差し込んで来た様な場合も、瞬時に暗くなって遮光するだけでなく偏光レンズを採用していますので直射日光と言えども殆ど眩しさは感じませんので、車を運転すると言う様なシチューエーションには非常に安全なサングラスです。
これが紫外線によって色が化学変化するサングラスでしたら瞬間に色が暗くなると言う事はなく、暫く変化するまでは我慢しなければならないので、この「Dusk」がいかに安全かが分かります。
また色の濃さは周囲の明るさに応じて自動的にリニアに変化しますので、明るい屋外から室内に入ったとしても暗くて見えないと言う様な事もなく、足下が暗くて見えずに思わず蹴躓きそうになったなんて事も避けられます。
ボタンをポチッで明るく変化
またこの「Dusk」では、スマートフォンを使っても色を変える事ができるのですが、それよりも便利なのがサングラスに設けられたボタンです。
この右側のオプション的な扱いのボタンを押す事で瞬時に色を薄くして見えやすくしますので、サングラスをしていて文字が見え辛いと言った様な時に一瞬で色を変える事ができる機能はサングラスをズラさなくても見えますので非常に便利です。
Bluetoothスピーカー内蔵で外耳炎防止
またこの「Dusk」にツル(耳に引っ掛ける棒の部分)には指向性のBluetoothスピーカーとマイクが内蔵されており、ワイヤレスイヤホンの様にも使う事ができます。
特にこの「Dusk」は耳の穴は塞ぎませんので、最近テレワークやリモート授業でイヤホンを長時間装着する事で外耳炎に罹患する方が増えていると聞きますが、そう言ったものになってしまう危険性を排除する事ができます。
更に歩行中などは周囲の音も入って来ますので、カナル型の周囲の音をシャットアウトしてしまう様なイヤホンを装着しているよりもずっと安全ですし、もちろんマイクも内蔵していますのでハンズフリー通話もこの「Dusk」で可能な他、音楽を聴くのでしたら最大約4時間は連続して聴く事ができます。
AirTags内蔵
そしてこの「Dusk」には今話題のAppleのBluettoothタグ、AirTagsが収納できる様になっており、普段からサングラスやメガネを置いた場所を忘れてしまう(ケースに入れて収納する習慣をつける事が前提ですが)様な方に簡単に見つける手段を提供してくれます。
なおAirTagsは収納できるだけであって付属している訳ではないのでご注意ください。またiPhoneユーザーではないからとTileを内蔵できるかと言うと、それも出来ない様になっていますのでを気を付け下さい。
そしてその他詳細を含めて下記URLにてご確認ください。
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