プログラミングを子どもさんに学習させたいと言う親御さんは大勢おられますが、その親御さん自身がプログラミングを学生時分にやった事があり、今仕事で実際にプログラミングをやっていると言う方は極々少数で、多くの親御さんはプログラミング学習をどの様にサポートすれば良いか困っていると言う親御さんも多いはずです。
ただ今ではすごくたくさんプログラミングできる教材があり、基本的にはロボットを組み立てて、スクラッチでプログラミングして動かすと言う流れはほぼ共通しています。
ただ1つ言える事は子どもさんが余程、プログラミングに対して興味を持たないと、数回動かしたら飽きてきてしまい、その後使わなくなります。
そこで今回は3Dプリンターがあればパーツを無限大に増やす事のできるプログラミング学習ロボット「X-KIT」をご紹介致します。
何ができるのか?
今回紹介するプログラミング学習キット「X-KIT」にはメインのコントローラーの他に無限回転式のサーボモーターが4つ、タイヤ2個、超音波距離センサー、ブザー、キャタピラ、そして組み立てたロボットを動かす為のフィールドとなるマップと言ったものが付属しています。
またメインのコントローラーには左右にモーターが1つずつ内蔵されており、タイヤを取り付けると自動車になる他、底面にはIRセンサーとフルカラーLEDが内蔵されており、IRセンサーを使う事で例えば机の上で動かした時に机の上から落下する事を防止する様な役目に使えます。
そしてバッテリーを充電しタイヤを取り付け、スマホやタブレットに専用アプリをインストールすればラジコンの様にまずは動かして遊ぶ事ができますので、まだお子さんが小さくてプログラミングは無理だけれどもと言う様な年齢からこの「X-KIT」は活用頂けます。
ボディー創作
そしてこの「X-KIT」のメインは3Dプリンターを使ったボディーの創作です。
この「X-KIT」には骨格となるメインのコントローラーだけが付属しており、トランスフォームさせる為のパーツは一切含まれていません。
ですが3Dプリンターが自宅にあったり、少し費用はかかりますが3Dプリント業者にネットを使ってデータを送て造形して送付してくれれば、「X-KIT」を様々な姿に変える事ができます。
しかもパーツは豊富に提供されており、そのパーツをアプリ上に組み合わせて行けば、世界に1つのオリジナルのボディーパーツを作る事ができますし、データはアプリのアップデートと共に増えて行きますので、造形できるものは無限大と言っても過言ではありません。
またパーツはただ重ねていく、置いて行くだけで良く、パーツとパーツのつながり、ジョインなどは自動的にアプリ側でデータ処理されますので、好きな位置に好きなパーツをくっつけられると言うのがこの「X-KIT」の素晴らしい所です。
またこの「X-KIT」では、メインコントローラに直接レゴパーツを接続する事はできませんが、連結パーツを配置して3Dプリントしてやる事でレゴパーツを「X-KIT」に流用してボディーを拡張したり飾ったりする事も可能です。
レベルに合わせてプログラミング
またプログラミングはスクラッチといえど動かし方によっては条件文等の配置が必要になって来ますので、それはそれで独学で学習するには年齢が引くとハードルが高い所があります。
そこでこの「X-KIT」はスクラッチの前にカードコーディングモードと言って、条件によって動きを変えると言う様なプログラミングは出来ませんが、真っ直ぐ進んで曲がる、止まって下がってまた曲がると言った同じ動作を繰り返すと言うプログラミングがカードコーディングでは行えますので、まず最初に何をどう使えばどう動くのか?、何を組み合わせればどう動くのかと言った所から学習する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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