車やバイクは高速で走行する事もありますので、タイヤのパックによる事故や大惨事を防ぐ為にもタイヤのパンクを事前に知る上において重要な役割を果たす空気圧センサーはドライブレコーダー同様になくてはならないアイテムの1つで、最近では高級車と呼ばれる様なジャンルではない自動車にも徐々にオプションで設置できる様になっています。
一般的にタイヤのパンクの多くは空気圧の減少によってタイヤのゴムに様々な応力がかかる事で劣化が進む事が起こる事が大半ですし、後は鋭利な突起物が刺さったりする事で空気が抜けて起こる場合もあります。
ですがどちらも空気圧を監視していれば事前にその危険性を察知できますし、今回は自転車用のタイヤの空気圧センサー「PSIcle sensor」をご紹介致します。
仏式バルブ
この自転車用空気圧センサーは今自転車についているバルブを抜いて交換する事でリアルタイムにタイヤの空気圧を把握する事のできる空気圧センサーです。
ただ気を付けなければならないのは仏式バルブだと言う点です。
自転車のタイヤのバルブには英式、米式、仏式と言う3つの種類があり、一般的には英式バルブが広くママチャリやシティサイクルなどには使われていますので、ロードバイクでも英式のバルブが付属しているチューブを使用している様な場合はチューブから交換が必要なので要注意です。
NFCを利用するからバッテリー不要
次にこの「PSIcle sensor」はバッテリー不要で動作すると言うのも見逃せません。
何故なら既に市販されている自転車タイヤ用の空気圧センサーはANT+やBluetoothで空気圧データを送信するのですが、そのタイミングは空気圧が変化した時ですので、凹凸の多い路面であったりすると自転車がバンプする度に空気圧が変化しますのでその度にバッテリーの電力を消費してデータを受信機やスマートフォンに送りますので、結構バッテリーの減りが早いのです。
しかも高価なボタン型電池を使っているものもありますで、よく走る方はコストも嵩むのですが、この「PSIcle sensor」はスマートフォンをセンサーにかざした時にしか空気圧のデータを読み取る事はできませんが、ICカードと同じ様にスマートフォンのNFCカードリーダーが発する電波を受信する事でその電波で発電して回路を動作させて空気圧をスマートフォンに送信しますのでバッテリーが不要でランイングコストはゼロです。
また自転車の場合、路面からタイヤを通して手や身体に伝わるフィーリングの変化でタイヤの変化を感じる事ができますから、走り出す前に空気圧が適切かチェックできるだけでもまず問題ないでしょう。
空気圧を適切に管理する事で快適に安全に走行
またタイヤの空気圧を常に気にする事で、空気圧の減少によってタイヤが重くなり(地面との接触面積が増え転がり抵抗、摩擦抵抗が増えます)、疲労の増大を防ぐ事ができますし、逆に空気の入れすぎによるタイヤの劣化スピードの増大及びタイヤの摩耗の促進を防止する事にも繋がりますので、これを機会にタイヤの空気圧を毎回、走行する前にチェックして快適なロードライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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