みなさんはペン型のビットドライバーって使ってみた事はありますか?
最近、ECサイトでも”ペン型ドライバー”と検索すると非常に多くのペン型ドライバーが一覧となって表示されますが、ペン型の利点は携帯性に優れている事と、収納場所を取らない事で、ペン立てに入れておいても全然違和感はありません。
一方でペン型のドライバーはさすがにあの細いボディーにトルクの大きいモーターを内蔵する事はできませんので、精密ネジを外したりと言った作業には向いていますが、IKEAの家具の組立に使うにはパワーがなさ過ぎるのが難点です。
しかもドリルドライバーであればドライバービットの他にドリルビットも使えますが、今回紹介する「JAKEMY」の様に穴開けもできるペン型ドライバーと言うのは殆どありません。
トルクとスピードは2段切替
ではペン型ドライバーのジャンルにおいてネジを回す以外に穴開けもできる様なものがないでしょうか?
その1つにトルクの問題があります。ネジは強い力で締め付けるとネジを壊してしまう可能性がありますし、小型のネジになればなるほどあまりトルクをかけて締め付けるとネジを切ってしまったりする事もあります。
一方ドリルは、樹脂や木材が相手であればそれほどトルクの必要性はありませんが、金属となって来るとトルクがないと穴を空けられません。
ですからトルクを変えられる様にしなければならないのですが、ペン型ではそれが難しい上にスピードの調整も難しいものがあります。
一方で今回紹介する「JAKEMY」の様に軸が太くなれば変速装置や速度コントロール回路なども入れやすくなり、実際のこの「JAKEMY」では0.6kgf/cmと1.2kgf/cmの2段階にトルクを調整できますので、ネジを締める際には0.6kgf、穴を空ける時は1.2kgfと使い分けられます。
またペン型ドライバーは中指と親指で挟み込んで人差し指でボタンを押すと言うスタイルが一般的なのですが、それだとドライバーやドリルを押さえる力が出せずに空回りしたり、ドリルが滑ってしまったりしますが、この「JAKEMY」は軸が太く手で握り力を入れて押しつける事ができるので、金属や陶器と言った硬いものも割と楽に穴開けを行う事ができます。
チャック式
また一般的なペン型電動ドライバーの多くがビット式ドライバーを使っているのですが、この「JAKEMY」ではチャックと呼ばれる締め付け金具に差し込んで固定する方式が採用されています。
このチャック式はドライバーやドリルを差し込んで回して固定すると言う手間はかかるものの、市販のドリルの刃やドライバーは非常に豊富にありしかもビット式と比べて安価な上、ちょっと大きなホームセンターで、プロクソンの工具を置いている様なショップであればたいていホビー用のこの「JAKEMY」にも使えるドライバーやドリルが豊富に陳列されているはずなので、そう言う意味では、プロショップやネットでしか買えないミニビットと比べると、ドリルを折ってしまった様な場合でもすぐに交換用のドリルを手に入れる事ができます。
ドリル10種類、ドライバー8種類
またこの「JAKEMY」には最初から10サイズのドリルと8種類のドライバービットが付属しています。
ドリルの穴径は0.4, 0.6, 0.8, 1.0, 1.2, 1.4, 1.6, 1.8, 2.0, 2.2mmの10サイズで、このサイズからもホビー用で直径5mmや10mmと言ったサイズのドリルの刃は使えませんので、そこは要注意です。
またドライバーはプラスが2.0,2.5、マイナスが2.0, 2.5のそれぞれ2サイズで、T5,T6のトルクスと1.2,1.5の星形の8種類が付属しており、買って直ぐにおもちゃの修理や、ミニチュアの加工と言った事にも使える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。