みなさんは靴って常に同じ靴を履いていますか?それともシチュエーションに合わせて変えていますか?
今回は硬い靴、柔らかい靴と言った靴底のクッション性について述べると、硬い靴と言うのはある意味足下がしっかりとしているので歩きやすい靴と言う事になります。
一方でクッション性の高い柔らかい、フワフワとした靴は地面から受ける衝撃を吸収してくれますので、耐衝撃性と言う面においては良いのですがフワフワする事でバランスが取り辛く疲れる靴と言う事も言えます。ですからクッション性の高い靴を脱いで地面や床に足を置いた時にそのしっかりとした安定感にホッっとすると言うのは、そう言ったバランスを保てないと言うあたりが影響しています。
と言う様にクッション性のある靴は、走ったり飛んだりするスポーツをされるのであればクッション性の高い靴の方が良いですし、逆に普段履きの靴はクッション性のあまりない靴の方が良く、今回紹介するスマート・シューズ「WAHU shoes」はそのどちらの性質も持ち合わせている靴です。
ハリセンボンやハリネズミの様に飛び出て来るクッション
今回紹介するスマートシューズ「WAHU shoes」はおそらく誰も見た事がない、靴底の一部のクッションが飛び出る靴なのです。
今までにも紐が自動で閉まったり緩んだりすると言う様な靴はありましたが、今回紹介する「WAHU shoes」はそんなギミックを超えて、靴底のクッションが何と怒ったハリセンボンやハリネズミの様に飛び出て来るのです。
では一体、このギミックの意味は何なのか?と言う事ですが、靴底にはエアポンプが仕込まれており、エアポンプで空気を靴底のエアタンクに送り込む事で、エアタンクに埋め込まれたビットと言うかクッションが空気圧によって飛び出て来ると言う仕組みになっています。
またクッションが飛び出る事で地面に最初に設置するのはこのクッション部分ですので、靴底のエアタンクに空気圧とクッションによって地面から受ける衝撃をある程度、吸収する事ができますし、エアタンク部分に空気を注入する事でこのタンク部分もエアクッションとして働きますので2倍、クッション性が良くなります。
状況に合わせて靴をトランスフォーム
では一体、どう言った状況でエアーを入れたり抜いたりすれば良いのかと言えば、例えば普段、お出かけすると言った時は基本的には歩きますので、エアーは入れず靴底は硬い状態にして移動します。
一方、これからジョギングに出かけると言う時は、例えばオフロードでしたら土がクッションになるのでエアーを入れてクッションを出さない方が安定して走れますが、舗装道路だとエアーを入れてクッションを出した方が足が受ける衝撃を和らげる事ができます。
またサッカーの様な走ったり止まったり、ボールを蹴ったりと言う様なスポーツはクッションを出していると足下がぐらつくのでクッションは出さずに硬いままの方が良いですし、エアーの量もその時、その時で調整できますので、うまく使う事で足の疲れも最小限に抑える事ができます。
靴としても優れた性能
そしてまた、「WAHU shoes」は靴底のクッションが飛び出て来ると言う見た目にハデなギミックだけではなく靴としての性能も非常に良く、生地は軽く通気性、通湿性、保温性に優れた生地を使用しており、靴の中の湿気は外部に放出し靴の中の湿度を下げ、また通気性によって靴の中の温度を快適に保つだけでなく、冬は保温性にも優れた生地を使っています。
また防水性もあり雨に濡れても靴底の装置に影響を及ぼす事はなく、もちろん普通の靴と同じ様にゴシゴシと洗剤で水洗いできますので使い勝手は普通の靴と変わりませんので、もしこのギミックに興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/wahu/wahu-the-tech-shoes-that-bring-comfort-to-a-new-level
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