市販されているHDDやSSDと違い、SSDケースの良い所は自分で中のHDDやM.2 NVMe SSDなどを自分で選択できる事です。
例えば読み書きスピードの早いSSDを作りたい場合、ケースがどの規格(ThunderboltやUSB規格)をサポートしているのか、そして中にインストールするM.2 NVMe SSDの読み書きスピードが重要になって来ますし、選択したM.2 NVMe SSDによっては市販されているどのSSDよりも読み書きスピードの早いものを作り出す事ができます。
また容量や価格重視であれば、読み書きスピードはある程度目を瞑れば大容量のSSDを作り出すなど、自分の要求にあったベストなSSDを自由自在に作り出す事ができます。
そして今回紹介するM.2 NVMe SSDケース「ORICO SSD」は、SSDケースにおいて最も重要視すべき放熱性を追求したベストな製品と言えます。
Thunderbolt 4&USB4サポートで最大で40Gbps通信が可能
今回紹介するM.2 NVMe SSDケース「ORICO SSD」は、今現在40Gbpsの最速スピードでPC等とデータのやりとりを行う事ができるThunderbolt4やUSB4をサポートしている事です。
これにより最大スピードは理論上40Gbpsで通信する事はできますが、実際にはM.2 NVMeの読み書きスピードのスペックに左右されますが、それでも読み書きスピードの早いSSDと組み合わせる事で読み込みスピード:3000MB/s、書き込みスピード:2500MB/sと内蔵のSSDと代わらないスピードで読み書きする事が出来ます。
更にThunderbolt4やUSB4だけではなくそれよりも下位の規格Thunderbolt3や最大20Gbpsで通信する事ができるUSB3.2Gen2×2、10Gbpsで通信する事ができるUSB3.1 Gen2やUSB3.2 Gen2、5Gbpsで通信できるUSB3.0、USB3.1 Gen1、USB3.2 Gen1などもサポートしており、接続するデバイスに応じて最速スピードで読み書きできると言うのがこのSSDケースの特徴です。
更にこのSSDケース「ORICO SSD」には2280、2260、2242、2230、4種類全てのサイズのM.2 NVMe SSDが内蔵可能ですので、例えば自宅に余っているSSDをこのケースで再利用すると言った利用の仕方も出来ます。
冷却効果の高い排気ファン搭載
次にこのM.2 NVMe SSDケース「ORICO SSD」には排気ファンが内蔵されています。
例えばスマートフォンでも使いすぎて熱くなり過ぎると動作が遅くなったり不安定になりますが、それと同じでSSDも内部温度が上昇し動作可能温度を超えてしまうと動作が不安定になり、読み書きスピードが遅くなるだけでなく場合によってはデータを失ってしまう可能性もあります。
そのため排気ファンを使って強制空冷し冷却効果を出すこの「ORICO SSD」は自然空冷するSSDケースと比較して安全ですし、ケースそのものもアルミ合金を使っておりより放熱効果が高くなっています。
Intelligent sleep機能
そしてまた、このSSDケース「ORICO SSD」には、発熱を極力抑える”Intelligent sleep”と言う機能を搭載しています。
この”Intelligent sleep”機能はSSDにアクセスがないと自動的にSSDに対しての通電をカットし発熱を抑える機能で、読み書きしていない間の発熱を抑える事で総発熱量を抑えより動作が遅くなったり不安定になったりするのを抑えますし、アクセスがあった際にはコントローラーは常に動いていますので、読み書きに影響する事はない様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1732849295/orico-ultra-fast-40gbps-m2-smart-ssd-enclosure
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