今ではホームセンターなどでも見かける様になったペン型ドライバーですが、ペン型ドライバーを使っていて1番不満に思うのはトルク、つまりパワー不足です。
手で回せば、そんなに力を入れずに回せる様なネジでもペン型ドライバーではビクともせず、かなり手で回した後でないと電動では外せませんし、締める際にもほとんど手で回さないと締められません。
ですがペン型はガンタイプの電動ドライバーとは違いコンパクトなため、ちょとした隙間に差し込んで持ち歩く事ができますし、逆にインパクトドライバーなどで締めてしまうとネジ切ってしまったり、ネジの頭やネジの穴を潰してしまう様なネジを締め込む際には便利なのですが、いかんせんパワーが足りないのがペン型ドライバーに共通する問題です。
ですが今回紹介するペン型ドライバー「ARROWMAX M1 PRO」はそんなパワー不足を一気に解消したドライバーになります。
最大トルクは10kgf.cm
今回紹介するペン型ドライバー「ARROWMAX M1 PRO」は従来のペン型のトルク、パワーが平均すると2kgf、そしてパワーの出るものでも4kgfであるのに対して最大10kgfと2.5倍のトルクを出す事ができるのが最大の特徴で、10kgfのパワーを出す事ができれば、洗濯機や掃除機、電子レンジなど家庭用の電化製品に使われている様なネジでも簡単に締めたり外したりする事ができます。
しかも1kgf、4kgf、7kgf、そしてオートモードとトルクコントロールを行う事ができるため、締め付けてしまってはいけないネジを潰したりする様な事もありません。
しかもこの”ARROWMAX”シリーズの機能としてオートモードにしておくとドライバーを軽く左右に捻ると捻った方向にドライバーが回転すると言う”SMC”システムを搭載しており、細かなネジなどを回したり、きつく締め付けられたネジを外したりする際に指でスイッチを操作する必用がありませんので、ドライバーを細かく制御する事ができるだけでなくドライバーを強く押しつけて回すと言うのも簡単に出来ます。
しかもこの「ARROWMAX M1 PRO」はスマートフォンでモードを変更する事ができるだけでなく、ドライバーのスイッチはBluetoothでモード変更できない”M1”は普通のスイッチなのに対してタッチセンサーを搭載しており操作し易くなっていますが、基本的な機械的性能はノーマルもPRO版も同じです。
アングルヘッドでより便利に
次にこの「ARROWMAX M1 PRO」にはアングルヘッドが付属している”PLUS”パッケージの他にオプションでも追加する事が出来る様になっています。
このアングルヘッドと言うのはドライバーヘッドを90°回転させる為のアダプターで、長いドライバーが入らない様な場所にあるネジを締めたり緩めたりする際にも便利ですし、ドライバーを押しつけた状態でネジを回したいと言った際にペン型では力を入れてドライバーを握るとボタン操作がし辛くなりますが、アングルドライバーであれば掌でドライバーを力を入れて押さえつつ指でのボタンの操作も用意にできます。
そしてこのドライバーセットには60ものビットが付属しているのですが、その中には長さ43mmのロングサイズのビットも入っており、これに長さ58mmの延長アダプタを使う事でビット長は77mmにもなりますので穴の中に埋まっている様なネジにも簡単にアクセスする事ができます。
バッテリー交換が可能
そしてこう言ったペン型ドライバーは完全に密閉されているため、バッテリーを抜いて交換する事も、もしバッテリーを取り出せたとしても特殊な形状のリチウムポリマー電池を使っていたりしますので、入手が不可能で結局交換できない事が多く、結局使えなくなってしまうのですが、この「ARROWMAX M1 PRO」はオプションで予備バッテリーが用意されておりバッテリー問題も解消されていますので、付属のビットの種類を含めて詳細は下記URLをご覧ください。
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