Arduino互換機でも小型で値段も手頃なDigiSparkを使っておられる方も多くいらっしゃると思いますが、DigiSparkを作っているDigiStumpからもWiFi搭載のArduino互換機が登場です!!(今年はWiFi搭載の互換機ラッシュな様相になって来ましたが)DisiSpark専用のWiFiシールドはありますが、やはりワンボードになっている方が何かと使いやすいですよね。また最近のWiFiシールドではUARTやSPIで接続できるものもあり、消費ピン数も少なくて済むものもありますが、それでもワンボードの方が小型化できるので便利です。
さてこの「Oak」。ちょっと今までのWiFi搭載のArduino互換機とは違います。それはREST APIを搭載している点です。
REST APIはcURLコマンドで操作する際にデバイスID(ボード毎に振られたシリアル番号)とトークンを指定し、知りたい変数の値をリクエストすれば、値が返って来ます。
curl “https://api.RootCloud.io/v1/devices/0123456789abcdef/temp?access_token=123412341234”
と言う風にコマンドを送ればtemp変数の値が返って来るので、色々とHTTP通信する際の面倒な手続きをアプリの中で記述しないで良いので便利なんですよね。
ちなみにこのボードはWiFi経由での通信は全てRootCloudと言うサーバーを介して全ての通信を行います。ちなみにトークンはこの仲介サーバーで取得します。
なお、RootCloudで全て管理されるので、コーディングもブラウザでRootCloudにアクセスしてコーディングできるので、使うデバイスは何でもok。ソースのアップロードもクラウド経由なので、わざわざケーブルを挿す手間もなくめちゃ便利です。(ケーブル挿してアップロードする事もできる様ですが)
またこのボードのWiFiのセットアップは簡単です(CC3000使用か!?)。端末から直接、ボードにWiFi接続し、ブラウザで指定IPアドレスにアクセスすれば設定画面になり、そこにWiFiのアクセスポイントのSSIDとパスを入れるだけで、ネットワークに接続。後はRootCloud経由でアクセス可能になります。(最近、この手順で設定できるWiFiチップが多いので、楽になりましよね)
ハード的なI/Oは下図の通り。RAMは300kbyteで使えるEEPROMは512byte。UNOに比べるとメモリーが多いので、ちょっと長いソースを書いても安心ですね。
詳細なスペックや投資は下記URLをご覧ください。この記事読んですぐに行けばEARLY BIRDで1個$10で購入できるかも!?
3個買えば1個あたり$10になりますが…..
https://www.kickstarter.com/projects/digistump/oak-by-digistump-wi-fi-for-all-things-arduino-comp
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