USB-Cケーブルは従来のUSBケーブルとは違い外見は同じでもサポートしている規格によって性能は大きく違い、例えば充電規格のUSB PD規格も3.0であれば最大出力は100Wですが、USB PD3.1をサポートしていれば240Wまで給電する事ができるなど、外見は同じでも性能には大きく差があります。
一方データ通信規格のUSB規格にしてもUSB3.1 Gen1が最大5Gbpsでの通信しかサポートしていないのに対してUSB3.1 Gen2になると10Gbps通信をサポートし、USB4 Gen3×2にあると最大40Gbps通信をサポートする様になりますが、USB4とThunderbolt4規格はどちらも40Gbps通信をサポートしていますが、規格は別となりますので、USB4規格をサポートするPCにThunderbolt4をサポートするUSB-Cケーブルを使っても40Gbpsで通信する事はできません。
と言う様に見た目は同じでもサポートしている規格で性能が大きく変わってくるUSB-Cケーブルですが、今回紹介するUSB-Cケーブル「Shiukee Cable」は現状最高スペックの規格をフルサポートするケーブルになります。
ケーブルスペック
ではまず始めに今回紹介するUSB-Cケーブル「Shiukee Cable」のケーブルスペックから見て行きますが、まず充電規格であるUSB PD(Power Deliver)は3.1をサポートしており最大240W(48V/5A)での給電が可能となっていますが、現行市販されているUSB-C PD充電に対応したPCを見るとMacBook Proの140Wが最大ですから、まだ240W給電に対応したデバイスは登場しておらずMacBook Proが100W給電から140W給電へと変わるのに6〜7年経過している事を見ると2030年頃まではこのケーブルを持っていれば最速で充電できる事は確かです。
次にデータ転送規格はUSB4 Gen3×2をサポートしており、これもデータ転送規格としては現状として最速となる規格になっているだけでなく、まだまだUSB4に対応したデバイスと言うのは指で数えるほどしかないため、データ転送ケーブルとしても10年とは言えないまでも、それくらいまでは最速のデータ転送ケーブルとして使えるはずです。
またこの他にUSB-Cケーブルで映像出力する為にはオルタネートモードをサポートしていなくは映像出力できないのですが、このケーブルはもちろんサポートしており8k画質なら最大30Hzで、4k画質なら最大144Hzのリフレッシュレートでの映像出力が可能となっており、現状としてフルハイスペックなケーブルであるのは言うまでもありません。
給電電力をリアルタイム表示
次にこのUSB-CケーブルにはUSB-C PDにおいて何ワットで給電しているのかが分かるディスプレイを搭載しており、リアルタイムに数字で充電できているのかを確認する事が出来る様になっています。
この給電表示は今、どれくらいの電力で充電しているのかを把握できるだけでなく、故障をいち早く知る事ができるキッカケとなります。
と言うのもUSB電源もUSB-Cケーブルも使用してれば劣化して来て最終的に故障して使えなくなりますが、見た目では故障しているのかどうかなんてケーブルもUSB電源も分かりません。ですが給電電力を見れば、例えば140W出力が可能なUSB電源を使い、140W充電できるMacBook Proでバッテリーが20%を切っているのに65Wでしか給電していなければUSB電源、ケーブル、PCのうちどれかが故障しかけている事が分かります。
そして事前に故障を知り交換する事で破損を回避する事が出来たりしますので、この表示があると言うのはただのアクセサリーではなく非常に重要なのです。
ケプラー繊維でケーブルを保護
そしてケーブルの故障で1番多い原因が断線です。
このUSB-Cケーブルもそうなのですが、基本的にケーブルは芯線とシースーと呼ばれる外装被膜の2層構造になっており、被膜で保護された芯線が断線しているのは見えませんし、芯線も被膜で覆われていますので被膜を剥かないと芯線が断線しかかっているのか、完全に断線しているのか分かりませんし、樹脂製の被膜は伸びますので見た目上、中の銅の芯線が断線しているなんて誰も思いません。
ですがケーブルって針金を何度も同じ場所で繰り返し曲げていると断線するのと同じで曲げたり踏んだり引っ張ったりと言う事が日々続くといずれは断線します。
そこでこの「Shiukee Cable」では芯線をアルミ線を編み込んだシールド線で覆った上でケブラー繊維と言って防弾チョッキにも使われている屈強な繊維を使った編み込みのチューブを被せる事でケーブルを引っ張っても伸びなくする事で断線を防ぐ様に工夫されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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