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”Rokid Station 2”と一緒に使う事でVRグラスの様にコントールする事ができるARグラス「Rokid AR Lite」

VRゴーグルとARグラスの違いってご存じですか?
最近のVRRゴーグルはゴーグルに取り付けられたカメラによって自分の周りの景色の中に仮想的なスクリーンや物体をオーバーラップさせて表示するものもありますが、基本的には完全に閉じられた空間の中に仮想の空間を作り上げ、その中を移動したり見えているものを動かしたり操作したりする事が出来ます。

一方でARグラスは自分の眼で見ている景色の中にスクリーンを投影する、空中にスクリーンを投影するデバイスで、基本的に操作はARグラスに接続したスマートフォンやPC、ゲーム機などを直接操作しなくてはならずARグラスはただのスクリーンです。

ですが今回紹介するARグラス「Rokid AR Lite」は、VRゴーグルの様な操作を行う事が出来ます。


ARグラス”Rokid Max2”


今回紹介するARグラス「Rokid AR Lite」は、”Rokid Max2”と言うARグラスと”Rokid Station2”と言うステーションで構成されており、ARグラスの”Rokid Max2”は1画面表示であれば最大300インチにまでスクリーンを自由に拡大させ迫力のある映像を楽しむ事が出来る様になっている他、複数のスクリーンを並べてマルチスクリーン環境でも使用する事ができ、左右共に0〜-6.00でレンズの度数を変える事ができますので、近眼の方は裸眼での使用も可能です。

そしてこの”Rokid Max2”はただのディスプレイと同じですので、何か”Rokid Max2”に表示する為にはスマホやタブレット、PCやゲーム機などを接続しなくてはならないのですが、USB-C DisplayPort出力機能を持つAndroidスマートフォンやタブレット、iPhone15シリーズ、iPad ProやMacBook、WindowsPC、Steam DeckなどはUSB-Cケーブルで直接接続する事が出来ますし、HDMI出力を持つPCやPS5などのゲーム機はHDMIアダプターを使えば接続する事が出来ますし、Nintendo Switchはオプションで用意されているRokid Hubを使えば接続可能です。

またUSB-C DPに対応していないAndroidスマートフォンは”Rokid Station2”を介しChromeCast、Miracast、DLNAで接続する事も出来ます。


Rokid Station 2


次に紹介する”Rokid Station2”は独自開発のARグラス用にチューニングされたYodaOSオペレーティングシステムを搭載したPCで、”Rokid Max2”に接続する事で”Rokid Max2”でみなさんが日頃から使っているゲームやアプリなどを同じ様に利用する事が出来ます。

そしてこの”Rokid Station2”はこのステーションそのものをエアマウスの様に使用する事もでき、実際にARグラスの中に描画されたポインターをこの”Rokid Station2”で動かしクリックしたりスクロールさせたりと言ったARグラスでは今まで出来なかった、投影された映像を見ながらの操作が可能となっています。

更に”Rokid Station2”の表面はタッチセンサーにもなっており、”Rokid Station2”をタッチパットの様にして使用する事でスクロールだけでなくピンチインやピンチアウトなどの操作が可能ですので、もうARグラス越しにスマートフォンの画面を見ながら操作したりする事もありません。


オプション


そしてこの「Rokid AR Lite」にはこのARグラスと一緒にコンパクトに折り畳んで持ち歩きし易い3つ折式のBluetooth接続キーボードやBluetoothイヤホンがオプションで用意されています。
そしてまたRokid HubはNintendo Switchをドックモードですぐに起動する事ができるアダプタなのですが、USB-Cメスポートを2つ持っており、片方をUSB-Cケーブルを使いUSB電源に接続し、もう片方をUSB-Cマルチハブにはケーブルを使いARグラスに接続すればスマートフォンやiPad Proと”Rokid Max2”同時に給電しながらバッテリー切れを心配せずに使用する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/45971229/rokid-ar-lite

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