一般的なキーボードのケースはプラスティックを使って作られています。これはノートパソコンのケースなども同じですが、プラスティックの良い所は製品の重さを全体的に軽く仕上げる事が出来る所ですが、逆にキーボードを叩く力が強い方ではキーボードが上下に飛び跳ねたり、叩く力がケースが撓んだりする事で余分なノイズが出たりしますので、せっかく耳に心地よいと感じるキーを使ったとしてノイズによって邪魔をされてしまいます。
そこで今回は、アルミ切り出しのボディーを採用したメカニカルキーボード「IQUNIX MQ80」をご紹介致します。
プレミアム180 グリットアルマイト仕上
今回紹介するメカニカルキーボード「IQUNIX MQ80」は、84key 80%レイアウトのキーボードとしてはテンキーレスの一般的なキーボードになるのですが、ケースだけでなくキーキャップもアルミを切り出しており、ケースもキートップも共通してプレミアム180グリットアルマイト仕上にされています。
アルマイト仕上げと言うのは日本語では陽極酸化と言ってメッキの様なものなのですが、アルマイト仕上げにする事で光沢のない落ち着いた色に仕上げられているだけでなく180グリットと言って、表面に非常に細かな砂をまぶした様な実際に触った感じザラザラと言った感触を感じる事はありませんが、表面をグリット仕上げにする事でキートップを触った時にアルミ製のキートップなのですが、非常に柔らかな不思議な感覚を覚え、なおかつ指先が汗ばんでいたとしても摩擦が少なく指の引っかかり感がない様に仕上げられています。
GOLD REDスイッチ
次にキーボードを選ぶ上で最も重要なキーにはKailh社のGold Redスイッチが採用されています。
このGold RedスイッチはリニアタイプのLowProfileスイッチで、押込圧は40g、接点距離は1.2mm±0.2mm、トラベル距離は2.8mm±0.25mmと言うスイッチになり軽くチョンと叩くと反応する、言うなればノートPCのメンブレスイッチやパンタグラフスイッチの様な感覚のスイッチで、キー入力がとても早い方に適したキーボードであるとも言えます。
そしてまた最近のメカニカルスイッチの殆どは静音設計になっており、キーのクリック音だけが純粋に響く様になっていますが、この「IQUNIX MQ80」においても5層もの静音素材でキーを叩いた時のノイズを除去する事でキーの心地よいクリック音だけを楽しむ事ができる様になっています。
キーボードスペック
そしてキーボードとしての仕様は、4000mAhのバッテリーを搭載しており有線接続の他に2.4GHzでのワイヤレス接続、Bluetooth5.1でのワイヤレス接続が用意されており、有線と2.4GHzドンクルを使った接続でのポーリングレートは1000Hz、Bluetoothでは125Hzとなっています。
そしてまたフルカラーバックライトを搭載しており、キーマップと合わせてVIAでカスタマイズが行える様になっており、Windows/Mac/iPhone/iPad/Androidなどで使用可能です。
更にキーボードカラーとしてシャドーブラックとムーンライトシルバーの2色がラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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