よくあるBluetoothを通信方式に使用したワイヤレスTV用スピーカーと言うのは汎用性を考えているのかそれとも価格の安さ手軽さを考慮してなのかSBC(Sub Band CODEC)と言うコーディックだけをサポートしているものが殆どです。
ただSBCと言うのはBluetoothの通信スピードの遅かった時代に一番最初に登場した音声伝送用のプロトコルでデータの伝送スピードが遅いが為にデータを一度に大量に送れないので高音をカットして送るデータ量を減らし、なおかつ伝送スピードが遅いので0.2秒近く音が遅れると言うものでした。
この遅延は音がズレるだけではなく音が切れたりと言う原因にもなりますから、SBCコーディックを使ったBluetoothオーディオと言うのは必ずしも良い音とは言えませんし、ハイレゾ音源が出て来た今、7.1chスピーカーが普通なのにステレオスピーカーみたいな時代遅れ感もあります。
その後、AACと言うiPhoneで採用されているコーディックが登場し、今一番音質も伝送スピードも早いのがaptXと言うコーディックです。そのaptXを採用したBluetoothトランスミッター&レシーバーがこの「beamit」です。
そして「beamit」はaptXプロトコルも更に遅延時間の少ないCSR社の”aptX Low Latency”プロトコルを採用してaptXに比べて1/2の30~40msecと言う、ほぼ人間の耳ではその遅延を認識できない程のスピードを実現しています。
遅延が少ないと言う事は音のロスがないので無線を使っていたとしても有線と変わらない情報量でサウンドを届ける事ができますから、今まで音質の事を考えて有線のスピーカーやヘッドフォンを使っていた所も無線化しても音の劣化を感じさせません。
さて「beamit」にはどう言う機能があるのか?と言う事ですが、「beamit」はモードを切り替えて、送信機として使用するのか、受信機として使用するのかを選ぶ事ができます。送信機として使用する場合は3.5mmオーディオ入力か光端子に入力された音源データを無線化して飛ばします。一方相手の受信機は「beamit」であっても構いませんが、市販のBluetoothヘッドフォンやスピーカーでも構いません。相手のヘッドフォンやスピーカーに搭載されている最高の音質のプロトコルを自動的に選択して飛ばしてくれますから、ユーザーはただ単に「beamit」とペアリング作業をするだけです。
また受信機として使用する場合は3.5mmオーディオ出力、光端子を備えていますからアンプないしスピーカー、有線のヘッドフォンを繋げれば、別に新たにBluetoothヘッドフォンを持っていなくても今手持ちのヘッドフォンをBluetooth化する事ができますし、”aptX Low Latency”に対応したヘッドフォンなんてそう種類もなく、また値段も高いので新たにそう言うヘッドフォンを買い足さなくても「beamit」が2台あれば今まで聴いていた音質のままBlueooth化する事ができます。
そして「beamit」のもう1つ良い所は2台のBluetooth対応ヘッドフォンやスピーカーに同時に音源を送る事ができる機能が備わっている事です。これなら二人で1つのヘッドフォンの右と左を1つずつ分け合って聴くなんて事をせずとも済みますし、なおかつそのBluetoothヘッドフォンやスピーカーに搭載している最高音質のコーディックで音源データは送ってくれますので2台同時に使用したからと言って音質が悪くなってしまうと言う事もありません。
テレビも液晶になって軽くなり壁にも楽々とかけられる様になってレイアウトの自由度の高まった現在、スピーカーシステムだけが邪魔な目立つケーブルで接続されているってのもスマートではありませんが、こう言う高音質を維持したまま無線化できるのでしたら一考してみるのもいいかもしれませんよ。
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